股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

フライト・ゲーム

2014年09月09日 02時23分29秒 | 映画評論ハ行
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2014年9月6日
監督:ジャウマ・コレット=セラ
出演:リーアム・ニーソン,ジュリアン・ムーア,ミシェル・ドッカリー,ルピタ・ニョンゴ
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ニューヨークより146人の乗客乗員が搭乗した、ロンドンへと向かう旅客機。その警備を任されている連邦保安官ビル・マークスのもとに、1億5,000万ドルを指定口座に入金しなければ20分おきに機内の人間を1人ずつ殺害するという異様な犯行予告メールが届く。限定されたネットワークからメールが送信されたことから同僚が犯人ではないかと思いつつ、犯人の特定に奔走するビル。そしてメールの内容通りに、機内で1人ずつ人が命を落とす。やがて、地上から犯人が指定した口座はビルのものであることが判明する。
『エスター』などのジャウマ・コレット=セラ監督、主演に『96時間』シリーズなどのリーアム・ニーソンと『アンノウン』のコンビが再度手を組んだサスペンスアクション。ニューヨークからロンドンへ向けて飛び立った旅客機内で起きる連続殺人に立ち向かう機内警備担当の連邦保安官が、その意外な犯人と真相にたどり着くさまが描かれる。『エデンより彼方に』などのジュリアン・ムーアらが共演。謎とスリルが押し寄せる息詰まるタッチはもちろんのこと、爆発する旅客機や機内での銃撃といったアクションも迫力満点。

20分おきに乗客を1人ずつ殺害していくという脅迫メールが航空保安官のビルに届く。ビルは乗客146人の中から犯人を捜していくのです。飛行機という密室の中で繰り広げられるサスペンス映画は今までたくさん観てきました。上空の逃げ場のない空間を舞台にすると、緊張感は自然と高まっていきます。次々と殺害される乗客。そして怪しい人物が次々と出てきます。107分の上映時間を感じさせない緊張感が確かにありましたが、よく考えてみると辻褄が合わないというか、強引な部分が幾つかあります。1人目の被害者が死んだのは偶然のようなものだし、誰にも見つからずにトイレに入って機長を狙うのは不可能だと思う。3人目の被害者だって、ビルと揉み合ってる時に都合よく死ぬなんて不自然でしょ。スマホでわざとらしく決定的瞬間が映ってるのも都合いいよね。都合よく犯人の思惑通りに展開していくのが、ちょっと疑問に感じました。事件を起こした犯人の動機も「えっ、そんなもんか…」と思うくらい。最後の着陸のシーンもきっと後方の客は死んでるだろうな~と勝手に推理。
犯人正解率0%と宣伝してたけど、たしかにヒントとなるシーンが1か所だけあって、それを見逃すと絶対に分からないと思う。僕も全然気付きませんでした…。
せっかくジュリアン・ムーアを出演させているなら、もっと彼女を活かせなかったのかなぁ?やや粗いサスペンスアクション映画でしたが、ハリウッドらしい娯楽作品でした♪

この作品の評価・・・・72点

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