股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

7番房の奇跡

2014年09月10日 14時54分49秒 | 映画評論ナ行
製作年:2012年
製作国:韓国
日本公開:2014年1月25日
監督:イ・ファンギョン
出演:リュ・スンリョン,パク・シネ,カル・ソウォン,チョン・ジニョン,オ・ダルス
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模擬国民参加裁判で、弁護側の女性は、ある幼女暴行殺人事件のえん罪を晴らすために立ち上がる。当時犯人とされ、死刑が確定したヨングは、娘のイェスンと二人暮らし。彼はかわいい娘のために黄色いランドセルを買ってやろうとしていたが、ランドセルは売れてしまい…。
『王になった男』などのリュ・スンリョンが主人公を演じ、突然仲のいい父娘を襲う悲劇と、その後刑務所内で起きる思いがけない奇跡を描く感涙作。無実の罪を着せられ服役することになった父親と、6歳のまな娘との深い絆が周りの人々の心まで変えていく過程を回想する。本作でデビューした名子役カル・ソウォンが幼少時代の娘を演じ、そのかれんさで涙を誘う。あまりにも厳しい現実をユーモアと優しさと愛情で包み込む物語に感極まる。

知的障害者の父親と、幼い娘。殺人容疑で捕まった父親は死刑の判決を受ける…。重い重い話かと思って観たら、刑務所の7番房の人たちが明るすぎて、そこまで暗い雰囲気はありませんでした。看守に見つからずに刑務所に潜入して、囚人たちと寝泊り出来るって…いくら小さな子供だからってバレるでしょうが。サッカーボールで外と荷物の受け渡し?看守に見つからずに気球作れる?そもそもイェスンの母はどうしているのか?ヨングが逮捕された後、イェスンはどうやって暮らしていたのか?ツッコミどころは多いのですが、感動はあります。しかし泣かせようとする演出がちょっと引っかかってしまって泣けはしませんでした。もっと自然な奇跡を見せて欲しかった。「グリーン・マイル」と「アイ・アム・サム」を足して2で割った感じですかね。イェスン役の子役がとても可愛らしかったです♪

この作品の評価・・・・74点

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