股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声

2016年04月06日 10時23分30秒 | 映画評論ハ行
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年9月11日
監督:フランソワ・ジラール
出演:ダスティン・ホフマン,キャシー・ベイツ,デブラ・ウィンガー,ジョシュ・ルーカス
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名門少年合唱団を有する私立学校に入学した問題児のステットは、厳格な合唱団団長カーヴェルに天性の美声を見いだされる。才能を認められず指導者の道を歩んだ過去を持つカーヴェルは、ステットを厳しく指導する。楽譜も読めず同級生たちからいじめられるステットだったが、やがてカーヴェルの指導により歌う喜びに目覚めていく。
名門少年合唱団に入団した問題児が、厳格なベテラン指導者の導きにより歌う喜びを見いだし、成長していく人間ドラマ。監督は、『レッド・バイオリン』などのフランソワ・ジラール。天性の美声を持つ少年役には、本作が初の長編映画出演となるギャレット・ウェアリング、その才能を開花させる合唱団団長を名優ダスティン・ホフマンが熱演。さらにオスカー女優キャシー・ベイツ、エミー賞受賞経験のあるエディ・イザードら実力派が脇を固める。

問題児の男子生徒が、厳しいベテラン指導者と出会ったことで天性の美声を活かして成長していくお話。合唱がテーマになっていますが、あまりピンときませんでした。しかしギャレット・ウェアリング君の美しい声に惚れました。指導者を演じたダスティン・ホフマンの存在感も凄い。家庭の問題で荒れていた少年が、合唱というものに出会い、真っ直ぐ前を見て歩き出す姿はとても良かった。周りの大人さえしっかりしていれば、誰だって素直な子に育つ。しかしステットが問題児から復活出来たのは運が良かったのと、親が金持ちだったからという事も大きい。そこにたまたま天性の歌声を持っていたから。才能だけでは人は幸せになれないという事も、この映画からは伝わってくる…。良い映画ではあるけど、都合良いハッピーエンドになったのは映画だから仕方ないのかもしれない。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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