股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

劇場霊

2016年04月02日 15時15分39秒 | 映画評論カ行
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年11月21日
監督:中田秀夫
出演:島崎遥香,足立梨花,高田里穂,町田啓太,中村育二,小市慢太郎
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トップの女優になることを夢見る沙羅は、新作舞台のオーディションを通過し、脇役で出演できることに。一方、香織や葵らが主演女優をめぐってし烈な争いを繰り広げる中、劇場では不可解な事件が発生。事件の真相究明にあたっていた沙羅とスタッフの和泉は、あることに気が付くが…。
『リング』シリーズや『クロユリ団地』などの中田秀夫がメガホンを取り、劇場に潜む恐怖を描くホラー。トップの女優を目標に日々頑張るもののなかなか芽が出ないヒロインにAKB48グループ内のオーディションを勝ち抜いたぱるること島崎遥香がふんするほか、足立梨花と高田里穂が島崎と同じ女優を、劇団EXILEの町田啓太がスタッフを演じる。中田監督の作品の特徴であるじわじわと忍び寄る恐怖ではなく、本作ではハイスピードで訪れる恐怖が観る者を震撼させる。

『リング』シリーズの中田秀夫監督が描く劇場を舞台にしたホラー。AKB48の島崎遥香のキャーキャー叫ぶだけの演技も結構酷かったが、脚本もなかなか酷かった。劇場霊ではなく人形霊だった。作家だった男の3姉妹の長女が不慮の事故で亡くなり、その怨念が人形に乗り移り、人間の魂を奪いに来るというお話なのだが…。そもそも長女が何故そこまで恨みを抱えているのかが分からないまま。女性の美しさを羨ましがって悪さをするのかと思ったら、老若男女構わず襲いまくり!!誰でもいいんかい!(笑)霊というよりは、人形ゾンビに追いかけられる映画でした。主人公の沙羅も最後は力技で霊を倒したような…流れ的に考えたら沙羅もあっという間に死んでるよね。「ちょうだいちょうだいって、あげないんだから!」ってちょっと笑えた。エンドロールで企画:秋元康と出た。ホラー映画じゃなくてアイドル映画だったことに納得。

この作品の評価・・・・★★☆☆☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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