股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

青天の霹靂

2014年05月26日 01時36分41秒 | 映画評論サ行
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2014年5月24日
監督:劇団ひとり
出演:大泉洋,柴咲コウ,劇団ひとり
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場末のマジックバーで働く、さえないマジシャンの轟晴夫。ある日、彼は10年以上も関係を絶っていた父親・正太郎がホームレスになった果てに死んだのを知る。父が住んでいたダンボールハウスを訪れ、惨めな日々を生きる自分との姿を重ね合わせて涙する晴夫。すると、突如として青空を割って光る稲妻が彼を直撃する。目を覚ますや、40年前にタイムスリップしたことにがくぜんとする晴夫。さまよった果てに足を踏み入れた浅草ホールで、マジシャンだった父と助手を務める母と出会い…。
作家や俳優としても活躍する人気お笑い芸人の劇団ひとりが書き下ろした小説を、自らメガホンを取って実写化したヒューマンドラマ。40年前にタイムスリップした売れないマジシャンが、同じマジシャンであった若き日の父とコンビを組み、自身の出生をはじめとする家族の秘密を知る。『探偵はBARにいる』シリーズなどの大泉洋が不思議な体験をする主人公を快演し、その両親にふんする劇団ひとり、『GO』などの柴咲コウが物語を盛り上げる。涙と笑いに満ちた物語に加え、4か月の練習を経て臨んだ大泉洋のマジックシーンにも目を見張る。

さえないマジシャンが過去にタイムスリップしてしまい、そこで若い頃の父とコンビを組み、自分の出生秘話を知るというお話。『陰日向に咲く』に続く2度目の劇団ひとり監督作です。短い上映時間の中にも、家族への愛や、親から子供への愛が詰まった心温まる作品でした。前半は笑えて、後半はウルっとさせられる。前評判が高かっただけに号泣するかと思ってましたが、あと一歩足りなかった感じ。ラストで父親が本当の事を打ち明けようとするシーンがありますが、あれは必要なかったと思います。父親はあのまま死んだ設定の方が良かったかも…。 でも確かに感動したので映画館に行った価値はありました。大泉洋、柴咲コウ、劇団ひとり、皆さん演技がお上手で♪お笑い芸人が監督すると変な映画しか作らないけど、劇団ひとりだけは格別!ひとり監督の次回作も期待しよっ!Mr.childrenの新曲「放たれる」は映画にピッタリでした。
人生って良い事ばかりじゃないけど、たくさんの愛に支えられて生きていられる事だけで幸せなんだと改めて思いました。自分が生まれた日にタイムスリップして親に会ってみたい♪

この作品の評価・・・・74点
コメント
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