股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ある会社員

2014年02月20日 00時10分30秒 | 映画評論ア行
製作年:2012年
製作国:韓国
日本公開:2013年6月1日
監督:イム・サンユン
出演:ソ・ジソブ,イ・ミヨン,クァク・ドウォン,イ・ギョンヨン
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ヒョンドは殺人請負会社に勤務して10年になるプロの殺し屋だった。ある日、共に仕事をした新人のフンを会社の指令通りに殺害しようとしたヒョンドだったが、死を覚悟したフンに貯めた金を家族に渡してくれるよう頼まれる。フンの家を訪れたヒョンドは、フンの母親がヒョンドが昔から好きだった一発屋の歌手・ミヨンだと気付き…。
商社と偽る殺人請負会社で働くプロの殺し屋が、殺しの仕事に懸けたそれまでの人生と愛する女性の間で揺れ動く姿を描くアクション・ドラマ。テレビドラマ「ごめん、愛してる」や『映画は映画だ』のソ・ジソブが主演を務め、『純愛中毒』などのイ・ミヨンが主人公が昔から憧れていた歌手を演じる。監督は、本作で長編映画デビューを飾ったイム・サンユン。殺し屋の完璧なテクニックやし烈なアクションが見応えたっぷりに描かれ、主人公のたどる過酷な運命からも目が離せない。

ある会社員の、愛と復讐劇を描いた本作。最近観た韓国映画はどれも面白い。 『映画は映画だ』、『ただ君だけ』のソ・ジソプ主演作。普通の会社員が実は殺し屋。容赦ない描写と展開の速さに、韓国映画の底力を感じる。この先どうなるのかドキドキしていましたが後半になって失速気味。普通の銃撃戦で終わってしまうのは惜しい。頭を狙えばいいのに防弾チョッキ着ている胸ばかり狙う敵陣の行動も謎である。同僚も殺し屋なのだから彼1人くらい皆でかかれば殺させそうな気がするが…。ソ・ジソブのミステリアスな雰囲気は殺し屋にピッタリ!無表情で冷酷な演技が「ただ君だけ」と同じく役にハマっていました。しかし脚本が残念。復讐劇ってだけで何も残らない作品でした。つまらなくはないが、最近の他の韓国映画と比べると低い評価になってしまった。
会社に文句はあるけど、会社の歯車の1つになり続けるのも悪くはない。普通の会社員になることがいかに大変なことか、思い知らされました(笑)

この作品の評価・・・・70点
コメント
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