股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ウルフ・オブ・ウォールストリート

2014年02月04日 11時35分06秒 | 映画評論ア行
製作年:2013年
製作国:アメリカ
日本公開:2014年1月31日
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ,ジョナ・ヒル,マシュー・マコノヒー
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学歴や人脈もないまま、22歳でウォール街の投資銀行で働きだしたジョーダン・ベルフォート。巧みな話術で人々の心を瞬く間につかみ、斬新なアイデアを次々と繰り出しては業績を上げ、猛烈なスピードで成り上がっていく。そして26歳で証券会社を設立し、約49億円もの年収を得るまでに。富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。しかし、その先には思いがけない転落が待ち受けていた。
実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回想録を映画化した実録ドラマ。1980年代から1990年代のウォール街で、若くして大金を稼ぎ、その後証券詐欺の容疑で逮捕された彼の栄枯盛衰を見つめていく。監督と主演は『ディパーテッド』『シャッター アイランド』などでコンビを組んできた、マーティン・スコセッシとレオナルド・ディカプリオ。事実とは思えないほどのジョーダンのエピソードもさることながら、ジョナ・ヒルやマシュー・マコノヒーら、実力派の共演にも注目。

レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組んだ本作。実話を基にした作品は好きだが、レオナルド・ディカプリオ出演作はあまり好きではない。感想を率直に言うと長いだけで中身が薄っぺらい作品でした。3時間という上映時間の中で、描かれているのはジョーダン・ベルフォートの女性関係、クスリ、金…。華麗なる人生のように描かれているけど、何一つ共感できないクソみたいな人間の半生を3時間見させられた気分。R-18指定になっているのも納得。こんなのを子供に観させられない!億万長者になるには相当な努力や才能が必要だと思うが、そのためにクスリや酒が必要というのは変な話だ。ろくでなしの人間ばかり出てくるが、真面目な人間は僅かしか出てこない。人を裏切らないと上に登れない世界なら、自分は今生きてる世界のほうがずっと良い。
観終わってみれば“下品”という言葉が似合う作品でした。ディカプリオの演技は凄いと思ったけど、アカデミー賞最有力という宣伝文句とは程遠い中身でした。

この作品の評価・・・・60点
コメント
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