股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

マニアック

2014年02月05日 16時40分47秒 | 映画評論マ行
製作年:2012年
製作国:フランス/アメリカ
日本公開:2013年6月1日
監督:フランク・カルフン
出演:イライジャ・ウッド,ノラ・アルネゼデール,ジュヌヴィエーヴ・アレクサンドラ
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真夜中の町で女性のみがターゲットにされた猟奇殺人が次々と発生し、犠牲者は全員、毛髪ごと頭皮をはがされていた。マネキンの修復師フランクは生身の女性を愛することができない上に、誰にも言えない恐ろしい秘密を抱えていた。そんなある日、彼は仕事の芸術性をわかってくれる美しい女性カメラマンのアンナと出会い、彼女こそ運命の女性と信じ込んでいたが、アンナは友人以上の感情を持っておらず…。
1980年の伝説的スプラッターホラーを、『P2』の製作、監督コンビ、アレクサンドル・アジャとフランク・カルフンがリメイク。ターゲットの女性たちの頭皮をはぐ猟奇殺人を繰り返すシリアルキラーの葛藤を描く。マネキンしか愛することができない主人公の心の闇を『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッドが体現し、これまでの好青年のイメージを覆す新境地を開拓。共演には『幸せはシャンソニア劇場から』のノラ・アルネゼデールらがそろう。

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでは誠実で仲間想いのフロド・バギンズ役を熱演したイライジャ・ウッド。今回は180度違う、狂気に満ちた殺人鬼を演じています。主人公フランクからの視点で映像は映されているので、彼の苦悩であったり異常な面が伝わってきて、なかなか面白い。マネキンしか愛せない男が女性を殺し、頭皮を剥がしてマネキンに付ける…。そんな性癖というか、何というか…世の中には色んな変質者がいるもんだ。怖さは多少あるものの、肝心の頭皮を剥がしたりするシーンは暗くてよく見えなかったりします。丁寧に描かれてはいるものの、ホラー映画なのだからグロさはボカシ無しで出して欲しかった。
こんな殺人鬼に襲われないようにしよう。それにしても、現場に証拠をたくさん残しているのにすぐに逮捕されないのは何故だろうか?

この作品の評価・・・・66点
コメント
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