日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

より道をさがしてみよう…か

2014年04月20日 | Weblog


 こんにちは。
 さくらも咲き終えて温かくなるかな、と思いきや寒い日になったりします。
 空にはつばめが、一直線に飛びまわっています。
 散歩をしていると、自然のはだれよりも春を感じるのが早いものなのでしょうか名もしらない花々が次ぎつぎと咲き始めています。
 季節は「春」なのですが、空気がまだ寒さをひきずっている毎日がつづいています。

 さて、今週はどんな一週間でしたか。
 今月から「消費税8%」という日々がどんな暮らしをつくっていくのでしょうか。ますます、政治がというものが暮らしのなかに直結してくると暮らしにくくなるようです。世間では春闘で「賃上げ回答」にもりがっていると聞きますが、本当かなあ、と思います。
 私のほうは相変わらずに残業と遠距離通勤で一週間がすぎていきました。
 そんななかでも気になるニュースなどもありました。最近、ますます、現政権が野党の不祥事をいいことに、原発再稼働や集団的自衛権など強行しようという動きが目立ち始めましたように見えます。

◎ガルシア・マルケス(ノーベル文学賞受賞)17日にメキシコ市の自宅で死去した。87歳。(506)
 さて、ガルシア・マルケスという作家はどんな小説家だろうと思ったがこれまで読んだことがなかった。ぼくはどうも「○○賞」という名のついた作品は後回しにするクセがあるように、いまさらながらに思えた。さらには、「いつか文庫本になったら…:などという気持ちも働いて、なかなか手にすることはないのが事実だ。代表作に『百年の孤独』があるといいます。『広場の孤独』堀田善衛は知っているが『百年の……」は知らない。南米というとどうしても抑圧された人びとの解放みたいなのがテーマになるだろうかと思えてしまうけれど、どうなっているのか今年には読んでみようかと思う。

◎連合メーデーに自民を招待(508)
 これまで、メーデーに与党政治家を招待したことはあった。それはある意味、野党や労働組合が政権について注文をつきつけるような形で招待したように思える。
 こうなってしまう背景には、みんなの党や民主党が野党として信用がうすいのかなと思えた。ならば、共産党や社民党とならないメーデーもおかしい。
 それぞれの主張があるのだろうが、今年こそはまたまってメーデーをやってほしいものだ。
 そんなこともあって、ますます与党は「集団的自衛権」や「原発再稼働」を強行ささようともくろんでいる。これでは、メーデーで「これからも進ますのでよろしく」とでもいわれそうな勢いだ……。

◎福島原発事故後の被曝線量の公表(508)
 原発事故で避難した住民の帰還政策を進める政府が、昨秋に福島3市村で行った個人被曝線量の調査結果を公表していなかった。
 原発事故後の問題はほんとうはこれかたが重大な問題なのだと思います。事故で放射能うがどれだけ人体に染み込んでいるのか調査をすることだといえます。それも、婦人や子どもたちの被曝がどれだけなのか大切なことです。
 公表できるだけ早いほうがいいにきまっています。それが、企業や政府の都合でおくれたり、発表しなかったりということがいわれています。

 福島原発事故の放射能による健康調査の実態を詳しく書いた本に『福島原発事故 県民健康管理調査の闇』日野行介著があります。政治の都合、企業の都合、医療界の都合が優先され、医療を最優先にうけるべき被曝者の実情が書かれた一冊です。
誰のための、何のための調査なのか

 ※東京電力・福島第一原発の大事故により放出された大量の放射能。住民の健康への影響を調べる福島県の県民健康管理調査が行われていますが、そのあり方に疑問を持った一人の記者が、情報公開請求や関係者の取材を通して、調査の裏に隠された様々な事実に迫ります。
 県の担当者を中心に様々な隠蔽が行われ、専門家たちは調査結果に対する評価を非公開の場で擦り合わせ、議事録からは特定の議題を集中的に削除。記者が取材を進めると、様々な問題点が明らかになっていきます。
 本書では、調査の検討委員会で秘密裏に何が話し合われていたのか、そして、著者はそれをどのように明らかにしていったのか、詳述します。(岩波新書ホームページより


◎女性の活躍推進へ・3年以内に法整備(510)
 自民党の女性活力特別委員会(松野博一委員長)は17日、女性の社会進出を進めるために必要な法整備を3年以内に進める骨子をまとめた。

 たいへんいいことだと思う。事実、最近は男より女性のほうがまじめに働いているように思う。でも、本当の実態は大変だのだ。女性ががんばって管理職になりバリバリ働くためには、日本の場合は残業はあたりまえ……、休日出勤は当たり前、となるのではないのでしょうか。そう考えると、子どもを産んで、さらには育てていくには現実の現場は無理なように思います。
 「法律ではこうある」わかるが、人件費をけずるのに必死な会社が法のとおりにしたら、現場は他の人への負担が増えます。
 負担が増えないように考える経営者がいるとは思えませんが……。なぜなら人件費をけずれば人はいれないからです。
 むしろ、三六協定や正社員を雇用するような法律なり、支援が必要だと思います。
 自分の足もと官僚に女性を登用するのはいいが、中小企業は同じようにはいかないのが実態ということは、誰もが思っていることでしょう。


 春はそこまで……と思いながら日曜日の午後をむかえている。
 「寒いなあ」という口癖がまだ出る日々がある。
 今年、定年ももうちょっとだなと思いながら日々仕事とむきあっている。いつ、誰が決めたのか「役職定年制」なる協約に今年二人の人があてはまる。
 そのなかの一人にぼくがいた。もう一人は、異動で都内でも便利な区にいった。ぼくの方は、都内でももう埼玉県にかぎりなく近い板橋区なのだ。

 ぼくのいる板橋区にある職場は、千代田区(昔でいえば江戸城のある場所)を中心に位置すれば、東北、信越にぬける途中の宿場町なのだろう。だから、下町の風情が残っているように見える。まして、ぼくの働く場所は荒川にも近い。すぐ目の前には土手である。きっと、その昔、ここは田んぼか湿地帯であったのだろう。
 夜になると人とおりもすくなく寂しい場所である。一日の疲れをいやすところでもなく、さっさと抜け出したい地区でもある。きっと、都内で中心地にでるのがいちばんはやいのは、荒川でモーターボートで東京湾に出てTそれぞれの川(神田川、隅田川、目黒川)にでたほうがいちばん早いだろうとも思えるくらいである。(これだけいえば場所がわかるでしょうか)

 仕事帰りにちょっと…と考えたことがない。なぜななら、まずここを抜け出さないことには落ち着かない、と思うからである。なにがそう思わせるのか?
 一つに、ここは都内では交通の便(公共交通・電車・バス)の便がひじょうにわるいように思える。これは、あくまでもぼくにとってでである。
 だからまずはこの「秘境」から脱出し、ものごとが始まるように思えてしまう。だかといって、住んでいる人たちは下町のように話しやすいのですが……。話すほど余裕を与えてくれない場所にぼくには思えるのだ。

 ぼくが帰るころは、駅からは家路につこうと降りる通勤者のほうが多い。
 それからも、定年制で抜けだせたら……と思っている。
 今度は自分の時間を有効につかうことを考えていきたい。それが、自分のこれからをつくる土台となるだろう。すくなくとも、これからは自分の時間をどうつくっていくかをみつめて実践していきたい。

 世代交替……という言葉がある。平均年齢40歳。そこからぼくは、はじきだされていく時代なのだろうと。いつかは、去ることは誰にでもあること。それが、世代交替。今度は、どんな仕事の仕方をしていくのだろうか…と思う。




『よりみち』
神保町
仕事をはや引きし
帰りにおりた駅は神保町
いつもこの町は
本の町だ

読みたい本をさがすのでもなく
歩きついた店は
坂をちょっとあがった
文庫本専門の古本屋
いつも気になっていた本屋

上に下に
手垢のついた本は
店のおばさんと同じく
ほこりをはらっては今日をむかえている

店先にはくたびれた文庫本
おばさんと話していると
学生たちが
明日を語って走り回っていたそうだ
50年前……
道路のむこうへ気軽にいけた
さえぎるものは人たちだけだった
いまは、飛び出したら
まってましたと
車にひかれるくくらいだ…と

ふりかえる場所
きっといい明日があると語り合った時間
おばさんも娘の時代には
そのなかにいたのだろう
まっすぐいけば御茶ノ水
坂はつづく




 そろそろゴールデンウィークが近づいていることを感じはじめている。
 今年は、休日がいいつながりをつくっていない。
 そんななか、どう予定をたてるか…、それだけでも楽しくなってくる。いまはそれを迎える時間。きてしまうと「アッ」という間。
 今週も忙しくなりそうだ。それでも、仕事があるだけでもやりぬけるだけである。5月末は、今の職場から異動。自分の居場所がなくなるというおおげさななことでもないにしろ、新しい仕事を覚えていくしかない……。

 また、新しい人間関係をつくるより、自分をつくる時間を多くもっていきたいと考えている。
『歳月人を待たず』ということ……
*読んでくださった方、ありがとうございました。

 

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