日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

7月…梅雨も半ば、政治の季節

2014年07月06日 | Weblog



 こんにちは……。
 関東地方はまだ梅雨が明けていない7月が始まりました。まだまだ、傘は手ばなせない毎日が続いています。
 最近は雨もふっていなくても朝から長靴をはいいる女性を通勤電車のなかでみることも多いです。今日の天気予報でも夕方から雨、ということをいう日々が続きます。それが、あたれば長靴もたいへん重宝するはきものです。
 長靴をはくのは最近の天気をみればわかります。雨がふれば、しっとりとした雨がなくなったこのごろです。極地的な集中豪雨などが多くて、「大雨警報」などもみかけます。
 東京で日中、男が雨も降らないのに長靴をはいて通勤するにはとても勇気のいることのように思えるます。朝からどしゃぶりで、風もあり、台風のような天気であれば長靴もさまになるのであろうが、東京ってところは長靴をはくような自然がないのかもしれない。
 そのてん女性にとっては長靴もカラフルで洋服の一部のような存在。うらやましいですなあ……。
 日本語に「愛雨」(あいう)という言葉がある。自然の摂理にしたがって降る雨は、動植物の水の供給源であり、人の心にうるおいをあたえるかけがえのない賜物だそうです。さて、今日の雨は、うるおいを与えてくれたでしょうか。


 さて、今週は安倍政権の念願でもあった「集団的自衛権の行使容認」について公明党との与党階段の閣議決定がまとまった週でもありました。公明党も自民党の内容について、抵抗していたようですが「内容よりも権力をとった」のような形もあります。その結果、平和の党としての公明党には多くの不信感がおきたようです。終始「言葉の解釈」をめぐっての討論であったように見えます。要は、自衛隊が武器を使用できる法案のたたきだいについて、自民党の案に対して公明党が妥協したということでしょうか。

 武器を使うということは、人を合法的に殺すということ。合法的に殺すということは戦争ということ、それが「集団的自衛権の行使」だと考えます。
 紛争を解決するためには武器を使うということは、必然的に憲法9条が出てきます。憲法では紛争解決のために一切の武器使用を認めてきませんでした。やれば「違憲」ということになります。
 これまで、日本政府は海外の自衛隊を派遣した場合における武器の使用は認めてきませんでした。そのために、海外派遣にしても自衛隊は紛争の最前線ではなく、物資や医療などの後方支援が中心になってきました。歴代の首相(自民党)はこの海外派遣について野党との協議をかかさずおこなってきました。今回のような一首相の判断ではやられてはきませんでした。

 それを強行する、これが安倍首相のいう「戦後レジームの脱却」なのでしょうか。思えば、戦後69年、これまで戦争反対を訴えてきた政治家や国民は戦争経験者がすすめてきました。ここに来て、野党のなかでも与党のなかにも戦争経験の本当のすがたを語れる人が少なくなってきたことは事実でしょう。ではそうするのか、過去の歴史に対する認識がこれからは必要な指針となってくりょうに思えます。
 例えば、太平洋戦争当時の日本のアジア侵略に対する反省にたった政治が求めれてきます。「従軍慰安婦問題」「朝鮮人強制労働・差別問題」「南京大虐殺」という歴史事実をどう発信していくかが常に大事なことです。いま中国と韓国を安倍首相の「集団的自衛権」には、不安を感じているところです。ですから、中国と韓国は両国の問題をとおして日本に警告をはっしているのではないのでしょうか。

 今後、閣議決定がたたきだいとなって、「自衛隊法」「武力攻撃事態処法」「周辺事態安全確保法」「船舶検査活動法」「国民保護法」「特定公共施設利用法」「PK法」「防衛省設置法」「国家安全保障会議設置法」など関連法案が審議され変えられていくのでしょう。そして、最期には「憲法」となっていくのではないかと思われます。
 しばらく、静かになる期間のなか水面下では着々と軍事体制が強化されていくのでは……という不安が消えません。
 ちなみに6日付け新聞(朝日)に集団的自衛権容認の世論調査がのっていました。よくなかった(50%を上回る)。よかった(30%)という数字がありました。また、安倍内閣を支持率は44%、不支持時は33%になっていました。
 そろそろ安倍首相のヒロイズムにはつきあえきれなくなってきているのでしょうか。
 
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 いまいちばんの燃えているスポーツ!
 サッカーワールドカップブラジル大会でしょう。すでに、日本代表は予選リーグで敗退。負けて帰った代表チームのなかには前回優勝のスペインもあります。イタリア、ポルトガルも決勝トーナメントには進めませんでした。
 日本代表の予選リーグの戦い方をみて思ったのは、柔軟性が必要なこと。最期まで自分たちのサーッカーの形ができなくて勝てなかった…ではなく、戦術に工夫をいれながらつくるアイデアあるチームが必要だったように思えます。

 予選リーグでいちばんサッカーの楽しさを見せたのはグルーオプGのドイツ・アメリカ戦でした。サッカーはロウスコアのスポーツです。バスケットや野球のように大量点は望めません。それでも、面白いといわせるサッカーの試合を見たように思います。それは、必ず自陣から相手ゴールまで攻めて最期にシュートで終わる。シュートがゴール枠に飛んでキーパーがそれをはじく、の繰り返し。それが息をのむすごいシュートであってもキーパーのうまさによって点になならない。さらには、相手の隙をみて瞬時に攻め込む。シンプルなカウンター攻撃というものです。これが、両チームとも実によくできていて、点がなかなかはいらなかったのですが面白い一戦でした。
 サッカーの面白さをここで見せられたように思えます。

 ゴールキーパーも瞬時に判断してゴールを守る。今回のワールドカップはゴールキーパーが試合の醍醐味をひきだしているようにもみえます。
 今週で決勝トーナメントにはいり優勝が決まります。どこが、優勝するのか……。私としては、前回準優勝のオランダを応援しています。

 ブラジルはネイマール選手の負傷が痛手でしょう。そんななかどんな試合をつくってくるのかも楽しいところだと思います。ネイマール選手には気の毒な大会になってしまったようですが、サブ選手の活躍が期待できます。そんなブラジルサッカーの層の厚さを感じさせるプレーがでてくるのも見どころではないかと思います。
 

 新聞によると、今はどこでも人手不足だそうです。過酷な労働環境に反旗をひるがえした若者が就職をこばんでいるのかどうか…。少子高齢化は少しずつちかよってきているのでしょうか。
 ぼくのところも例にもれず人手不足のようだ。6月から職場を変えて1ヵ月したところ、元の職場から「どうにも、仕事がうまく回らない」などの声があった。原因は、人手不足から一人でかかえる仕事が多すぎて全体を見回して、一日の流れをうまくできていない。
 元いた職場では、ぼくはまさに一日の仕事をまんべんなく回してスムーズに仕事の流れをつくる仕事をしていた。管理職という権限を利用して、時には無理を言って、時には拝み倒して仕事を回していた職場。
 だから、あるときは人のうらみもかったことも多くあったのかもしれない。ぼくとしても、平気な顔していたが相当のストレスがたまった職場。

 7月にはいり、変わった職場で「自分なりの仕事を考え頑張っていこう!」と思ったところに、管理職に「頼むから、元のところにしばらく(9月まで)戻って、やってくれないか」と言われた。こちらの条件をいくつか出して依頼をうけた。だから、今は新規の仕事と前の仕事の二つをやっている。
 いったいどうなっているの? と思う。
 これで、異動した職場でのやりたかった企画は後回しになった。しかたがないとあきらめている。

 思えば、誰がみても無理な異動を考えて実施した人たちに問題があったのだろうと思う。それで言いといった現在の管理職にも問題があるのだろう。
 これではますます、異動のあとの仕事ができなくなる。それでいいだろうと開き直るしかないようにも思う。
 仕事でいちばん疲れるのは、仕事の中身より、それを人に説明し納得してもらい、遅れたら激励したり、注意したりして終わらせること。
 そんなことを何十年もやってきて、人の関係から解放されてペースを自分の時間どおりできるかと思った。しばし、がまんがまたはじまりそうだ。それでも、残業がなくなったことぐらうだけど、またボチボチとやっていこうと思った……。


 最近、ぼくが好きなテレビ番組が「最終回」というものが多くなってきて、何でもはじめがあれば終わりがあるんだ、ということを思った。
 「永遠」なんてないんだな。サッカーのワールドカップも今週で優勝国が決まって終わるのだろう。そして、選手たちは4年後のワールドカップまでチームに帰って日々の生活に戻っていくのだろう。
 4年に一度のワールドカップは、選手にとってみれば「はれの舞台」なのかもしれない。日々の延長線上の目標なのだろう。だから、少しでもうまくなって、ワールドカップに戻って来ようと考えるのだろう。
 ワールドカップというイベントは選手が変わろうと、未来の代表選手が出場して活躍する場所でもあるのだろう。引退で選手が消えてもイベントは残る…ということは、今の選手がつくっていった過去なのだろう。それは、歴史に残る選手、プレーとして残るのだろう。そのことが大事なことなのだ。

 政治の世界はどうだろうか。
 こちらは、「永遠」を追求するものなのだろうか。今回、安倍内閣がやろうとしている「集団的自衛権行使」というのは、まさに「永遠」なんてことを考えていないような政治だな……と思う。だとすると、この政治は始めではなく終わりに向かっているような気がする。なぜなら、自衛隊員を育てるのではなく、死に行く兵隊にしようとしている法案に思える。
 少子高齢化で若者を死なせる戦争へとなれば、じゃ日本という国はだれが成長させるのだ。……と思ったら、外国人を日本で働けるように入国させ働いてもらうということになっている。

 いいことは長く続かないなあ……。
 ぼくは、過去の歴史を反省しない政治は言い政治じゃないと思う。そう思うと、安倍首相は過去の歴史について多く語らず、「戦後レジームの脱却」という言葉で、いまをころがそうとしている。
 ころがるのは、首相ではなく日々の生活に四苦八苦しているぼくらなのだということはなかなか言わない。それが現実であっても。

 今週は7月の始まりは「政治の季節到来」という思いのした一週間でもありました。日本の為政者のばかさ加減がつくづくニュースになるのを目にするとがっかりします。(都議会の女性へのセクハラ発言もいました)
 誰もがのぞんで政治への関心があるのではなく、そんな為政者がいるからなおです。これから、日本はどこへいくのか…なんて小心者のぼくでさえ考えた週でもあったのですから。

*読んでくださった方、ありがとうございました。
※先月末の図書の整理がなかなかつかず掲載できていません。すこしずつ片付けようと思います。もうしばらくお待ちください。ワールドカップはオランダの優勝……がんばれ!!

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