日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

春はあけぼの…もう少しで温かくなりますよ!

2015年03月22日 | Weblog


 こんにちは…。
 やっと冬が去って、少しずつ温かくなっていくのがわかるような気持ちにしてくれる日々がやってきました。こんな日は、早起きしてもいずれ温かくなるであろう一日が期待できてうれしくなりますね。
 これがちょっとした期待が「希望」なのでしょう。やっぱり、こんなことがないとやっていけないですよね。
 春の選抜高校野球大会もはじまって、いよいよ春~っていうことなのでしょうか。
 季節は、色をつけてやってきました。散歩道に咲いた花もあり、上を見上げれば桜ももう少し…。近所の杏子は満開に花をつけていました。この時期、ピンク色の花びらも温かさを主張しているようでありがたいですね。
 休日には少し早起きしてみて、昇る朝陽をみ「今日も一日がはじまるなあ…。このお日さましたでみんなそれぞれの生き方をしているのだろう。自分がいちばん楽しいと思う一日を」と思えるのも、寒さが去っていくからでしょうね。



 


 週末、友だちと横浜新聞博物館で開催されている「2014年度日本報道写真展」に行ってきました。
 最終日もせまっていたので、少し焦ってしまいましたがどういか一番混雑するであろう最終日を避けることができました。
 これは、毎年のぼくの個人的な行事です。春は日本の写真展で、夏は国際報道写真展になっています。一緒にいける人は違ていてもこれだけは見にいくようにしています。

 さて、写真展です。
 ぼくは、今年は東日本大震災4年目、地下鉄サリン事件から20年、阪神淡路大震災から20年というなかでどんなふうに報道しているのだろうかと興味をもっていました。
 報道写真は時間の流れのなかで、その一部を切り取って「本当」を伝えるものだろうと考えます。昨年一年間どんな報道が私たちの生活に伝えてきたのかという時間のながれのなか見てきたように思います。
 印象に残ったのは災害の写真でした。
 昨年は、広島の土砂災害、長野の御嶽山の噴火災害がありました。圧倒的な自然の地響きのなかで何の手だてのない人間の姿がありました。泥にまみれ、水の流された人の姿、家々の崩壊。そんななかで、人間の力がおよばないことに立ち向かうことの人間の身勝手さや、自然のなかでいくら「安全」を追求してもなんの意味もないようなことを考えた報道写真もありました。
 ということは、人間は自然のなかで生かされているということをつくずく思い知らされるこでしょう。

 大切なことは、自然の反乱よりそこにいた人たちに、今まで考えてきて作って生きてきた人間への反省をうながしているような気さえします。
 起こってしまった災害をまえに、人の苦しさは当面修復しなかればなりません。
 また一方で、人間の傲慢さも気づかされる時間でもありました。だれを怒るって、結局、そんな事態をつくった人の政策でしょう。昔からの人間のいきてきた知恵が必要なのだと思います。政治家の俊樹としての政策ではなく、その土地に生きてきた人の知恵を問うものであったのでしょうか。そんな、思いをした「2014年日本報道写真展」でした…よ。


 そして、もうひとつの目玉…。3階で展示されている「新聞の歴史」もよかったですよ。
 平たく言えば、新聞の歴史は「人間の楽しい、面白い、安全、平和」を追求してきた歴史であったのでしょう。それが「言論」を通して、世界中に問いた歴史でもあったのだと思います。
 人間のなかには、普通に平和にのんびり安心できる社会を求める人、富を強欲に求めてた結果として暴力で支配したい人がいました。その歴史を延々に続いているのでしょうか。それを実行するために形を変え、言葉を変え、政治をしてきたのでしょう。

 たとえばイギリスで起きた「産業革命」で人々の生活は蒸気機関という応力を得たことで豊かになった。もっと豊かになるという発想は当然に起きてくるのでしょうが、一方で犠牲になっていく人々も出てきます。犠牲になった人たちもやっぱり人間らしい生活を豊かになった恩恵をうける権利もあるはずです。犠牲になってしまった原因を世に伝えて感がさせる公器として新聞が登場してきたのではないかと思います。多くの人に、事実を伝え「これをどう思う」というメッセージと問いをつくった歴史が新聞であったともいえます。
 より多くの人に事実を伝え、読んだ人に問いかけるものが新聞です。情報も伝えることもありますが、新聞本来の姿は問いかけです。ジャーナリストは命がけで真実を伝えていこうという歴史でもあります。

 そんな思いを再び考えさせてくれる場所でもある3階です。
 また、新聞をより多くの人に伝えるための印刷技術の歴史も紹介されていて。これは楽しいです。
 あっという間に2~3時間は過ぎてしまいます。(時間によとりを持っていくことが大事)
 

 季節がようやく温かくなってきましたね。
 近所の墓参りに来る人でいっぱいでした。お彼岸ですからみんな動き出したのでしょうか。
 
 報道写真展が開催された横浜でも人がいっぱいでしたねえ。
 観光地でもきっと人がたくさんなことでしょう。
 報道写真展の帰り、例によって近所の飲み会での話…。さいきん仕事がやりずらいくなった…とのこと。ぼくも、全体を見ていればわかりました。上司は選べないということのでしょうか。まったく愚痴のオンパレードの時間でもありました。
 せっかく、仕事をしている職場というところはほとんど過ごすところでもありますから気分よく過ごしたいものです。ぼくのところは、アルバイトのおじさんと二人なので関係ないとうえばそれまでです。
 以前はその職場で働いていたぼくとしても複雑な気持でもありました。
 どうしてこうなるのだろうかねえ…。そんな飲み会でありました。
 正直なことを言えば、「君たちで考えてやってください」と思います。でも、こうししている関係がまだあるのですからなんとか助言を言っていこうと考えています。
 「ぼくも気をつけてみていくことにするよ…」というだけで精いっぱいでした。

 世の中うまくうごかないね。
 おおよそ仕事ってこういうことも仕事なのではないか…。そう、思うことでもあります。

 それでは、今週はこの辺で失礼します。来週は花見ですよ。

読んでくれた人、ありがとうございました。

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