こんにちは……
はやいもので、1月も終わりですね……。
新年がいつのまにか、通りすぎていったような毎日でした。なんといってもこれまでに経験のない(妻の入院生活)新年でしたから、日々一日、一日が不安の毎日でもありました。それを振り切って、日々終わるたびに「安堵」して眠りにつきました。
今は、それほど変わりはないのですが「退院」もして身近になった分様子もわかるし、ちょっと身近になって、病気を一緒に考えられるだけましになったのかもしれません。それにつけても「難病」がこんな身近にあるとは驚いています。だれしも、明日のことはわからない…ということなのでしょう。
その前兆をみとれるほど知識もないし、とにかく「今日をせいいっぱい、できれば悔いののこらない」という気持ちが大事なことなのだと痛感した次第です。
さて、今週は仕事も少しずつ体になじんできました。日々、寒さは変わらないのですが……。雪も降りましたね。
雪に弱い都市交通網。今回はやっぱり弱さを露呈していました。首都高速はとまり、その影響で国道が渋滞してバスも遅れがちで、遅刻もありました。
でも、電車は「遅延証明書」がでますがバスはないのですね。なんかおかしい気がします。
約1ヵ月半ぶりにいつも休日の朝は散歩していた多摩川に行ってきました。さすがに寒さのなかでは人がそれほどいませんが元気印の人もいっぱいいました。「寒い」とめげいていてもはじまりません。自分の体を動かさない限り熱エネルギーはでてこないようです。川を眺めていたら「行く川の流れは絶えずして、また元の水にあらず…」という言葉を思い出しました。人の流れも水の流れと同じように、流れているんですね。そして、いいのか、悪いのか人の心も、もと考えでなくなっています。ポジティブに、それてもネガティブにか……。ここが運命の分かれ道のように思えます。
今日まで散歩もだいぶごぶさたしていました。
これまで、散歩するにも、病院への道がほとんんどでした。それも、あるときは娘と交替で、あるときは一緒に昼飯を食べていっていました。行く度に、病院の同室の患者さんたちに励まされたり、いろいろと助言をいただいたりと、へんな話しですが患者さんたちに励まされて、帰ってくる日も多くありました。それも、一歩間違えば、生命が危ぶまれるほどの病気をしている人たちからの助言でした。彼女たちも一生、いま抱えてTいる病気と付き合っていくのだと思うと、悲しくなりました。
なんとも普通の生活がありがたいことか…、と思えます。
そして、その普通の生活がなんとも遠いことか、いまさら遅いと思われるかもしれませんが、やっとわかったように思えました。そんな、思いを胸に、やっと休日の散歩ができた日でした……よ。
今週はスクラップは休みます。
大きなニュースより、小さなニュースを取り上げていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
仕事も相変わらず残業が多い毎日です。さらに、人の動きも少しずつですが広くなってきたように思えます。
最近、私は「聖書」に関する本をよむようになりました。
言葉でいえば「諸行無常。盛者必衰。おごれる者も久しからず……」ということだと思いますが……。
これも、病気をしている妻の様子をみてそうなったように思います。強がりをいったところでどうにもなりません。むしろ、その困難を受け止め、肯定し、一緒に生きていくしかないように思えるようになりました。
さらに「明日のことはわからない」という気持ちもあるように思えました。だから、今日をうまく、できるだけうまく悔いの残さないようにと思うようになったように思えます。
人は変わっていくのでしょう。良くも悪くも変わっていくしかないよです。そのなかで、その地点でどう「生きるか」が次の一歩なのでしょう。一方で、とめることのできない「老い」との付き合いもあります。
自分のことだけに、「老い」とうまく付き合い、自分をつくっていくしかないようです。誰もつくってはくれません。つくってくれるのは、一地点での助言や励ましでしょう。それを通過点として、長い先をつくるのは自分自身だけのようです。(多くの人の支えはもちろんあります)
そんなことを思った一週間でした。
どんな偉大な人の成功物語を読んでもそれは、それで、自分ではないのです。むしろ、私は「どんくさく……淡々とやっていく」しかないようです。数少ない友達も大事にしながらやっていくしかないように思えます。
愚痴になってしまいましたが……。
また、一週間が始まります。
少しずつ、退院後の病気の再発をおさえつつ……一緒にいく一週間です。ゆっくり、やっていきたいと思います。
あとは不安にならないように、病気の理解度を高めていくことが大事だということでしょう。
また、少しずつ自分の好きな「山歩き」や「町歩き」などを再開する日に希望をもちつつ、やっていくしかないようです。いまは、その準備段階かもしれません。
*読んでくださった方、ありがとうございました。
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