日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

山もいいですが…静かな海もいい!

2014年01月19日 | Weblog


 こんにちは……
 今月もはやいと思いきや終わりが近づいています。仕事が始まった思いきやもう下旬です。
 今年の仕事がはじまりましたが、順調になれてきましたか……
 仕事に追いかけられて日々ですが、ほっとする時間を求めて暮らしているというところが本当のところでしょうか。

 さて、今週は偽装食品どころではなくて生産された食品が問題になった一週間でもありました。それが全部、命にかかわる問題だから大変のことです。
 先週は化学工場が爆発した事故がありました。今週は、浜松市の市立小学校で学校給食を食べて1000人もの児童がノロウイルスが原因で下痢や嘔吐をしたというニュースもありました。子どもたちの大変なことでしょうが、それを作っている会社はもっと大変なことが起こっているのではないかと思います。

 おそらくたまたま今回つくったものに…ということなのかもしれません。しかし、その背景には「ハイリッヒの法則」ではありませんが、小さななミスがあったのではにかと思うのが自然だと思えます。
 かくいう、私の職場でもあることですから……。




 山にはよく出かけるのですが、海のほうはなかなか行く機会がない日々を送っていました。東京という土地は東京湾という太平洋の海岸があるのですが埋め立て地がほとんどで、砂浜などは皆無のようです。工業化がすすみすぎて、人間が歩くはずの砂浜はどうでもいいようにも思えるところがあります。人が住む、働く、食う、寝るという週間があるのですが、もうひとつ人間にとって大事なことは「歩く」という行為です。
 それも、自然と対峙しながらの歩く……。
 考え直してみれば、そういう行動はどれだけしているんでしょうかね?

 日々の生活で生きていくひとつの大切な好意として「歩く」ということを考えている人はどれだけいるのでしょうか。それも、人を相手に歩くのではなく自然を求めて、対峙を繰り返しながら歩く……。
 私も、山歩きを漠然とやっていましたが、今回、趣味の展示会会場のすぐ近くに海があり、砂浜があり……というシチエーションによって「行こうか」となったようなところがありました。ポスター展もよかったのですが、砂浜のある海を見ながら歩く方が来たかいがあるようにも思えました。

 島崎藤村の「夜明け前」という小説に主人公の半蔵が木曽路から旅をしてはるばる横浜の海に浮かぶ異国船を眺めるシーンがあります。初めての海を眺めた心境はどんなものだったでしょうか。歴史は海からやってくる……とも思ったのでしょうか。山が日本であれば、海は海外。異文化がとおる道にもなっているわけでしょう。海のもたらした多くの幸のめぐみをもらってきた島国の日本だな…、とつくずく思えるのは砂浜の散歩ならではですね。
 この展示物も大きな海をわたって100年前の歴史を披露しているのではないかと思えます。
 



 今週、友だちと、昨年から神奈川県立美術館葉山で開催されていた「ユートピアを求めて」というロシアポスター展を見にいってきました。今回は場所もいい、展示品もいいということで楽しみにしていた展示会の一つでもありました。冬の海岸は人もまばらで静かでいいものです。一日中、平日の雑踏を逃れて考えられる場所でもいいし、私のパワースポットです。波の音が大きくていいです。

 さて、展示会は1917年のロシア革命の時代から1925年くらいまでの時代にソビエトで作られたポスターコレクションを展示したものです。

(後日記載)すいません……


※詳細はこちらでどうぞ。神奈川県立美術館葉山


 世の中どうころぶかわからないものです。ソ連が崩壊??
 昔「今日のソ連邦」という雑誌をとっていたことを思いまだした。たしか、五反田にソ連大使館があって、遊びにいくとただでもらっていたように思う。みんなそれなりに社会主義に前進しているんだろうと読んでいた。まあ、私の年齢になっては。ソ連は「希望の星」の政治であったように思う。資本主義じゃダメだ…。それじゃ社会主義かていどの安易な気持ちで読んでいたが、現実はすでに資本主義にすすんでいたのには驚いた。

 今では世界をリードする市場経済の中心のようなロシア。あれだけ国土が広いのだからできるのだろう。しかし、ロシアになってから、小国がそれぞれ分離独立していくのも世界の流れだったのだろう。それでも、大きい国には変わりはない。
 また、皇帝ロシアにかわる大資本化が中心になるのだろうか。
 ロシア革命前夜、数々の隆起があったようにだれかが期待していることもあるのだろうか。
 



松本瑠樹(るき)
1946年12月29日、東京生まれ。2012年3月11日永眠、享年65歳。文化服装学院在学中に、株式会社オールファッションアート研究所を創立。同年、自らプロデューサー兼デザイナーとしてDCブランド「BA-TSU」を創業。その後「MINI BA-TSU」、「MEN'S BA-TSU」、「鎖に繋がれた天使」、「田園詩」など、数々のアパレルブランドを展開。トータル・プロデューサーの先駆者として、ベストセラー『にんげんだもの』(相田みつを著、文化出版局、1984年)の出版プロデュースをはじめ、ファッションビル、リゾート開発、多企業のデザイン顧問などを務めた。
松本瑠樹コレクションとは?
1980年代から90年代にかけて若者の間でブームを巻き起こしたDCブランドのひとつ「BA-TSU」。その創業者でデザイナーの松本瑠樹は世界的なポスター蒐集家としても知られ、アールデコ、バウハウス、ロシア・アヴァンギャルドなどの芸術運動を網羅したポスターコレクションは2万点にも及びます。


 今年も展示会がはじまりました。いつも行っている「日本報道写真展」(2月・横浜)や「国際報道写真展」(6月・恵比寿)が始まりました。また、映画もいいものがあれば出来るだけ足を運ぼう考えているところです。
 さて、さて、今年はどんなものが飛び出すことやら……


*読んでくださった方、ありがとうございました。



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