日々徒然に

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  あしたを考える一日をつくりたいね……

解散風…寒い北風のように思えました

2014年11月16日 | Weblog


こんにちは……
最近は、ほんとうに寒くなりました。
朝の休日散歩も、風が耳もとをすぎる音を聞きながら寒さを体感できるほどになってきました。部屋でじっと寒さをガマンするのもひとつの方法ですが、少しは運動も必要です。冬はなおさら体を動かしておきたいものです。

さて、風といえば今週は「解散風」がじわじわと吹いてきた週でもありました。
衆議院が解散とのニュースに驚きました。うわさはされていましたが、本当になるとは思ってみてもいませんでした。「消費税が8%から10%が先送り」などという見出しとともに解散風がいっきに吹き荒れた週末でした。
なにかくすぶっていた煙をみていたら、一気に火がついた……というところでしょう。消費税が8%から10%へなることは、前からわかっていたことですが解散の理由になるようなことではないのではにかと思います。

 「国民に問う」は消費税のことより、これまで強行採決したきた「特定秘密保護法」「集団的自衛権行使容認」「原発再稼働」「労働者派遣法改正」などのように思うのですが。
それが、ぼやかされているような突然の解散の中味でした。さらに12月2日公示、14日投票でなにかと忙しいなかの選挙。ゆっくり考える時間さえあたえていないことには、なんとも安倍政権の、これまでやってきた「強行採決」のそのままの乱暴さがあとも思えました。
野党が急遽、選挙協力での連携を模索する時間さえとれない状況も乱暴そのものですね。
私の今回の選挙の視点は、絶対に自民党には投票しない……ということが大前提になります。どんなことがあっても、これまでやってきた自民党政治のやり方は許せません。何の反省も無い「歴史観=従軍慰安婦問題」などたくさんあります。

これまで、デモや集会に足を運ぶたびに思うのは、もう「平和が壊れそうな流れの政治」という危機感が強く感じてきました。私の中では、これまで何人かの歴代の首相をみてきました。最悪だったのは多くの自殺者を出した「国鉄分割民営化」を強行した中曽根首相であったのですが、安倍首相はそれ以上に最悪のような気がします。それは、まさに戦争にむかっているような政治。何でも既成事実をつくり強行する。その既成事実をもってあきらめさせる……というような手法にはあきれていました。

アベノミクスという経済政策も結局のところ、株を多くもつ富裕層のみが富を得る手法であるように見えます。ちょうどアメリカにも似ていますねえ。福島での原発事故で原発の再稼働はできないというなかで「経済優先」という目標で「川内原発再稼働」には不安……。何回が集会やデモに参加して誰が言った言葉が覚えていませんが「一世代の利益のために私たちは二世代、三世代にそのつけを待たせない」というこ言葉が思い出されます。

 今回の解散で、頭に浮かんだのは友達の多い弱小政党のこと。
 なにかとお世話になっている人たちなのです。その名は社民党全国連合。今回の選挙によっていったどうなってしまうのかなあ……。という不安がよぎった。弱小ながら、いつでもデモや集会には参加していて応援もしていたのだが、今回は応援はもちろんするだろうが、それにしても大丈夫? という不安が残りました。

 それはそれは、昔「ダメなものはダメ!」「やるっきゃない!」という土井たか子さんという党首ががんばって100議席以上をほこった時代がありました。私もその歴史のなかにいて、これでちょっとは世の中、よくなるだろうと思っていました。その後政権与党は消費税」は慎重な態度をもって対応するようになりました。それ以上に、憲法を大事にした党首でした。
 だから、自民党もおいそれと、自衛隊を海外派兵にも慎重でした。そのために、これまで自衛隊は一発の銃声もなくいままで貢献できたわけです。政権与党の首相も紳士的でした。強行はしても、それにはかならず条件をつくて、銃声をならすようなことはなかった。それで、派遣先では、世界中の人から安心して信頼もされていたのだと思います。
 「日本国憲法には銃声で平和はつくれない」ということを強調しています。それを守ってきた弱小政党。がんばって欲しいと思います。

※詳細はこちらでどうぞ。社会民主党全国連合
※弱小政党です。読んでくれた方で賛同してくださった人は応援お願いします。

 今週、会社の帰りに集会「戦争させない・9条壊すな!11.11総がかり国会包囲行動」に行ってきました。
 久しぶりの国会周辺でなつかしさを感じた集会でもありました。
 北風が吹く寒い夜でもありましたが、集会に集まった人たちの熱気はすごいものでした。私もミーハーでしょうかね。この集会の挨拶をしていた著名な人たちの連帯の挨拶は楽しいものでした。そこでシュプレヒコールが実に多かったことを覚えています。

ちなみに、集団的自衛権行使容認反対!/閣議決定を今すぐ撤回しろ!/戦争する国はさせないぞ!/憲法破壊は許さないぞ!/憲法破壊は許さないぞ!/日米ガイドライン改定反対!/解釈憲法を許さないぞ!/戦争法制許さないぞ!/特定秘密保護法を廃止しろ!/人権破壊を許さないぞ!/辺野古新基地建設反対!/沖縄を犠牲にさせないぞ!/安倍政権は民衆の声を無視するな!/武器輸出はいますぐやめろ!/原発再稼働をやむれお!/労働法制改悪許さないぞ!/平和に生きる権利を守ろう!/戦争反対!/改憲やめろ!/安倍はやめろ!……でした。
 要はいま進めようとしている労働者に不利な政策を撤回しろということなのでしょう。(詳細は「社民党全国連合」のホームページでも見られます)


 衆議院解散が決まったようです。
 この解散をなんと名づけていいのか……、いといろと言われますが、私は「平和という地点に舵を戻すための解散」だと考えています。
 「10%増税解散」ではないと思います。すべての約束を破っている安倍政権への国民審判の選挙だと思います。いま、同じ自民党内でも解散反対が起こっているくらい約束が破られているという現実に対しての選挙でもあるといえます。ただ、以前の小泉政権のとき「自民党をぶっ壊す」と豪語して結局、国民をその気にさせて自民党圧勝という歴史があることを思うと、安心だということではないでしょう。

 さてさて、どうなることか。まさに「政治の季節に」になっていました。
 それも寒い季節……ということになります。今は、少しでも野党の力を結集していくことが大事なときなのではないかと思います。一つの政党の利益より、働き、生活をする立場の人たちが安心して暮らせる社会をつかむための政治が求めれているのではないかと思います。

 
※写真は「三鷹・山本有三館」です。散歩の途中によりました。

 今回は「国会解散」ということもあって、最近の政治への不満ばかりの更新になってしまいました。まあ、いろいろとありますが、よくしようとして失敗や不満ならいいのですが、明らかに違っているのでこうなるのでしょう。
 読んでくださった方にはどうでもいいのかもしれませんね。

 また一週間がはじまります。
 今週は先週と同様に忙しくなるのだと思います。最近は、月に4回は外に出張校正の仕事をするようになりました。気晴らしと思えるときは「仕事がうまくいったとき」だと思います。今週もお客様とうまくやっていけますように……。

*読んでくださった方、ありがとうございました。
寒さも本格的になってきました。風などひかないように読者の皆さまもご自愛ください……ね。
来週の三連休の一日また山歩きに行く予定です。紅葉がきれいだといいのですが……。それでは、また来週まで。


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