日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

民主党は分裂?時間の問題でした…

2012年07月08日 | Weblog


 こんにちは……。
 散歩の途中、雨にぬれた、たなばたの笹かざりがありました。それぞれの思いを書いた短冊に目をとめれば「友達がいっぱいできますように」とか「家族が元気でいますように」とか、できるだけ楽しい人の世であってほしいという気持が書いてありました。

あいにくの雨。
 天の川の織り姫と彦星は無事、会えたのでしょうか…。この二人、一年に一度しか逢えない間柄…。だから、逢えば一年分の話しに夢中になっているのかもしれません。

 さて、7月もはじまり一週間がすぎました。
 どうしても梅雨の時期で、梅雨の蒸気が体にまとわりつていて、少し体が重く感じる毎日です。

 今週、サッカー欧州選手権で圧倒的なスペインの強さを目のあたりにして始まりした。なんでしょうか、決勝のイタリア戦などをみていると、もう完成されたチームですね。パスの速さ、選手どうしの意思の伝わる速さ…それがゴールまでのアイデア…。もう、脱帽です。これではかなうわけがありませんよね。
 私はイタリアに一票!とばかり、期待していたのですが、あっけなく撃沈されました。
 おそるべし!スペインの強さ。
 これかは、スペインのアイデアが世界基準になるのでしょうか。ロンドン五輪でもきっと強いと思いますよ。

 とうとう民主党政権の限界がみえた週でもありました。やっぱり「野合の集団」にすぎなかったのか…と思えました。
 小沢一郎元民主党代表の離党。
 それに、ついていった50人以上の議員。結局、だれがみても民主党は分裂状態。
 政権誕生時、「官僚政治の脱却」「仕分け」「地方権限の強化」など政治課題も立派なものでしたが、ふたをあけてみたら結局、派閥政治、自民党と同じ路線に入り込んでいました。

 今回は「消費税値上げ」からはじまった分裂。党内に二つの意見があるなかでの政権運営はむじかしかったのでしょう。
 小沢一郎は「壊し屋」という異名がありますが、理由があるから壊すのでしょうが、なんとかならないかと思えました。
 結局、日本の政治は自民党政権いらい、政治という形はずっと続いている感がありました。

 最近、ヒトラー「我が闘争」という本がドイツで出版される、とニュースがありました。ヒットラーのやったことを素直に認め、反省し、何が悪かったのかを解説しての再版とのこと。
 ある意味、ヒットラーの狂気政治がうまれたのは「大衆」によって作られたという問いが大事だということもいちばん知っているのもドイツ人だと思います。
失業者、戦争賠償金の負担など背景にあったなかヒトラーがナチ党をつくり、大衆の前に現れてきたとき、いちばん喜んだのは大衆だったはずです。
 少しずつ政治のおかげで生活がよくなっていくなかで気がつけば「大量虐殺」に手を貸していたわけです。

 ユダヤ人を排除する政治、日本でいえば「非国民」という排除…。そんな政治がまかりとおった政治、今も似ている部分があると思えた週でもありました。そして、気がついて反省したときはもう遅く、人間にとっての大きな罪がのしかかった時代をつくってしまっていました。

 そんなことを思っていたとき、今回の民主党の分裂…。こんなことも必要なことだと思います。誰かが、考えさせる時間をつくってくれないと…という気もしました。

 大飯原発再稼働がはじまりました。
 そのとき、昨年の福島第一原発事故の「事故報告書」が出ました。報告書によれば、政治家が東京電力に振り回された政治実態。
 事故を政治的なテーマにださず、隠蔽したなど真実が行方不明の報告書でした。
 よって、福島第一原発事故は「人災」だという見出しでした。

 人はいやなことは、忘れよう、忘れようという気持が働いて出発するときがあるといいます。確かに、不幸や悲しみばかりひきずっていては前へ進めません。そんな、人間の性質がうまく利用された結果起きた事故でもあるように思えました。
 ともすれば、日本人はリスクと向き合うのが下手な民族だと、どこかで呼んだ言葉が思い出されます。
 本当に下手なのかな…と思うことがあります。しかし、下手は下手なりにもがいて生きていくことが大事だと思えました。

※写真:さすがに梅雨の時期は釣り人も少なく川だけが流れています。
 こんなときは、川を眺めてはボーとしています。遠くを見れば川崎の方がうかがえます。最近発見したのですが、私の住む住宅から、スカイツリーが見えるのです。(ドンだけ高いの)町の眺めより自然の眺めのほうがいいですしね。

 



 今週は小さなニュースを拾ってみました。
◎受刑者80人が原発賠償申請(7/15/毎日/2411)
 福島第一原発事故を受け、福島刑務所(福島市)の受刑者80人が一律8万円の住民賠償を申請した。


 原発事故による損害賠償は県単位の大きいものから、何十人と小さな人まで巻き込んで損害は大きい。その中でも、これから何十年も生きて子どもをどもを生んでいく女性や子どもたちへの保障が大事だろうと思う。
 二度とこういうことが起きないようにするためには廃炉しかない。

◎アユ遡上過去最多(6/26/東京/2409)
 国土交通省京浜河川事務所は25日、多摩川の調布取水堰(大田区)を今春に遡上したアユの調査して以来、最多の285匹上ったと発表。


 いつも散歩するコース。水がきれいになった証拠だろう。確かに、アユつりをしている人が多くいる。のんびり、釣りをしている人をみていると田舎だなあ…と思う。でも、釣った魚は食べているのでしょうか。

◎富士山(3776m)が1日山開きをし、8月末までの2カ月間の夏山シーズンがはじまった。(7/2/毎日)

 一生に一度は登ってにたいです。以前、姪っ子が富士山にいったときの話し嬉しそうに話してくれたことを思い出しました。ちょこんと小さな女子でしたが、それでも一歩、一歩登ることの大切さが印象的でした。
 私もいつか、登ってみたいと思っています。最近、「富士山噴火か」ということがいわれています。まあ、そのときは仕方がないとあきらめるしかありんせん。




 7月がはじまり、恒例の月に一度の朝礼。
 「ミスを今月もなくしていく努力を…」という挨拶があった。
 しかし、現実にはその言葉が無意味なようなことが2件起きた。
 「あーあ、なにやってんだよ!」と思った。よくよく、聞いてみれば、一つは客の持ち込んだ画像の線が出ていない、もう一つはページにあった見出しの向きが逆だった、とのこと。いずれも作業にしてみれば簡単なことだった。

 なんとも不思議に思ったことは、それまで何回もの校正を繰り返していて、いわゆる「赤字」もはいっていなかった…とのこと。

 現場では「校正者の人(客)しっかりやってくれ」と嘆きたい気持ちにもなる。
 とはいっても、結局、印刷しなおせば金がかかる。リスクはあれど、できれば回避できたこと。

 そして、携わった当の本人が事故とのこと。
なんて「理不尽!!」と思い続ければのしノイローゼになり、うつ病患者ができあがる。
 「仕方がない」と思えばいい。
 それぞれの意見はあるだろう。それが、共有できて、公平に聞いて伝わってくることが大事なことだと考えた。ミスを見つけたら素直に直し、お互いが気をつける習慣が大事。
 それを、一気にミスを見つければ「ご褒美」とばかり差別するのは短絡的だ。

 一つの商品ができるまで多くの現場に置かれ、その担当者ががんばっている。だれも間違えをつくろうなどという人はいない。
 「やった人を非難するのは簡単だ」
 大事なことは、なぜそうなるのか、仕事から離れて、時間を設けて討論する場所が大事だといっていたが、本当にやる時間や場所をやろうとしてるのか……。

 経営とは、人と人との会話から作り出されてくる。納得しなければ仕事は不安がつきまとい、間違えを起こしやすい。
そんなことを、つくろうとしている経営者が求められる。理不尽をたくさんつくってしまう経営のあり方は、社員が問題というよりも、経営者の問題かもしれない。
「共有する」はわかる。しかし、そのためにどれだけのことをやろうとしているのかが問われている。

と、思った週だった。



 仕事をする以上、その仕事のリスクは必ずついてくる。そのリスクをいかに回避するか…ということは、利益ばかり追求している間は忘れてしまいがちかもしれない。しかし。リスクが現実になれば利益どころではないのだが……。

 今年、ベランダにあいていた鉢にひまわりの種を投げ込んでおいたら、花が咲きました。「日いずる方向に花、挨拶する」
 昨年、原発事故でひまわりを植えて放射能を除去する方法がいわれていて、そのとき、いただいた種でもあります。一本ではどうしようもないかもしれないですが……。


 また「理不尽」な一週間がはじまります。まあ、自分の原則を捨てず、がんばっていきたいものです。
 人はどうあれ、いばらず、怒らず、焦らずと、謙虚に、自分を信じてやっていくだけでしょう。
 来週あたり、「ひとり山歩会」で山にいってみたいと計画中です。指も少しよくなってきたしね。

*読んでくださった方、ありがとうございました。