7月も半ば…。通勤電車のなかで学生がノートと教科書をひっくり返しながら勉強している姿を見ました。そうろそろ夏休むが始まるのでしょう。そのまえの中間テストというところでしょうか。ひたすら、勉強していると車内も静かでいいものです。
今まで勉強したことを確認する意味で試験もしかたのないことなのでしょう。
試験…といえばそんなことはここ10年ばかりないですね。自分の実力を確認するものはいったなんなのかふと考えてみましたが、日々仕事のなかで人間関係という宿題でせいいっぱいです。なぜなら、人間関係ってのは白か黒かとはっきりしていないというたいへんわがままもののようです。きょうもそのことに悩まされながら帰りの電車のなかで居眠りしていました。
*……*………*………*……*……*……*
┃今┃週┃の┃気┃に┃な┃る┃事┃…┃
さて、都議選投票日の当日…。
唯一、市民が政治に判断をくだせる一日です。わたしの利権もからんでの一票でした。大切なことは、私の利権と困っているひとの利権が一致していればそれでいいと思っています。なぜなら、いつ、私も失業者になるかもしれないということです。そんなとき、一票を投じた政治が行なわれていれば解決のために奔走するはずだからです。そんな思いで投票にいきました。
*……*………*………*……*……*……*
┃今┃週┃の┃現┃場┃は┃…┃
いま一番大切にしていることはありますか。
私は、現場でもどこでも「人とのめぐりあい」と「本との出会い」を大切にしていきたいと思っています。世の中しょせん、一番人を苦しめているのは人ですし、逆に人を励ましているのも人です。わかりきっているようで、これが忘れがちのような気がします。
先週、通勤電車での帰り際、乗る駅の手前の駅で投身事故がありました。帰り際のこの現場はまいってしまいます。振り替え輸送…とアナウンスしていましたので右往左往しつつ、最寄りの駅までJRではなくて京王線に振り替え普通の倍の時間をついやして帰り着きました。
しかし、電車に投身した人もわけがあったのでしょう。そのわけを考えた時、誰かにその悩みを言えなかったかな、と思えました。それができていればと思いました。
そう思うと、一番悩ましている人間だけど、自分を救ってくれるのも生きている人間なんだな…とつくづく思いました。
最近、仕事の忙しさと経済的貧しさで飲み屋にいってはなしていないなあ。
*……*………*………*……*……*……*
最近読んだ本。「強いられる死」自殺者三万人の実相(斎藤貴男・角川学芸出版)という本。いろいろな問題で悩んだ末、自殺を選択してしまった人たちの本質的な原因を追っている1冊です。
郵政民営化の大合唱で「小泉内閣」が誕生し、郵政民営化がいかにも民意であるかのように移行していくなかで実際にはそので働く人達の実態がどうなっているのか追求しています。あるいは「多重債務」により夜逃げ同然で敗者といわれた人たちのこと…。さらには「過労死」で会社に殺されたのではないかとその実態をつきつめていき、その原因を追い求めている人たちのこと…。
「現場警官『裏金』内部告発」(仙波敏郎・講談社)という本。
著者の好きな言葉に『源清ければ、流れも清し』ということ場ある。しかし、実態はそんなものではない。偽造領収書をつくっては税金から出されるお金を内部でプールして使い込む。それを拒否すればイジメにあう。あるは、職場配転を次々に強要する。それでも著者が屈なければ家族までも巻き込んで痛めつける…というやりかたは、組織ぐるみの犯罪としかいいようがない。そのことに反対して、なくそうとした著者の奮闘記でもある。
しかし、相手は強固な権力の砦もある組織の。はっきりいって、金まみれの体質を暴露していく…。それも最悪なのは、それが組織を安定させている役目になってしまっていることに気がつく。もう、慢性的であるということだろう。そうなると、それとどううまく付き合っていくかが問われていくなかで中毒になってしまって「当たり前」のようになっている。
読み終えて、これでは犯罪も増えるわけだと思った。
*……*………*………*……*……*……*
一つの出来事から自分が読む一冊が選択しているように思います。そして、その本質を一生懸命追求している人もいることに安心することが多いようです。そういう本と出会えたときホットするような気がします。
*……*………*………*……*……*……*
たまたま、読んでくださった方、ありがとうございました。
今まで勉強したことを確認する意味で試験もしかたのないことなのでしょう。
試験…といえばそんなことはここ10年ばかりないですね。自分の実力を確認するものはいったなんなのかふと考えてみましたが、日々仕事のなかで人間関係という宿題でせいいっぱいです。なぜなら、人間関係ってのは白か黒かとはっきりしていないというたいへんわがままもののようです。きょうもそのことに悩まされながら帰りの電車のなかで居眠りしていました。
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┃今┃週┃の┃気┃に┃な┃る┃事┃…┃
さて、都議選投票日の当日…。
唯一、市民が政治に判断をくだせる一日です。わたしの利権もからんでの一票でした。大切なことは、私の利権と困っているひとの利権が一致していればそれでいいと思っています。なぜなら、いつ、私も失業者になるかもしれないということです。そんなとき、一票を投じた政治が行なわれていれば解決のために奔走するはずだからです。そんな思いで投票にいきました。
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┃今┃週┃の┃現┃場┃は┃…┃
いま一番大切にしていることはありますか。
私は、現場でもどこでも「人とのめぐりあい」と「本との出会い」を大切にしていきたいと思っています。世の中しょせん、一番人を苦しめているのは人ですし、逆に人を励ましているのも人です。わかりきっているようで、これが忘れがちのような気がします。
先週、通勤電車での帰り際、乗る駅の手前の駅で投身事故がありました。帰り際のこの現場はまいってしまいます。振り替え輸送…とアナウンスしていましたので右往左往しつつ、最寄りの駅までJRではなくて京王線に振り替え普通の倍の時間をついやして帰り着きました。
しかし、電車に投身した人もわけがあったのでしょう。そのわけを考えた時、誰かにその悩みを言えなかったかな、と思えました。それができていればと思いました。
そう思うと、一番悩ましている人間だけど、自分を救ってくれるのも生きている人間なんだな…とつくづく思いました。
最近、仕事の忙しさと経済的貧しさで飲み屋にいってはなしていないなあ。
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最近読んだ本。「強いられる死」自殺者三万人の実相(斎藤貴男・角川学芸出版)という本。いろいろな問題で悩んだ末、自殺を選択してしまった人たちの本質的な原因を追っている1冊です。
郵政民営化の大合唱で「小泉内閣」が誕生し、郵政民営化がいかにも民意であるかのように移行していくなかで実際にはそので働く人達の実態がどうなっているのか追求しています。あるいは「多重債務」により夜逃げ同然で敗者といわれた人たちのこと…。さらには「過労死」で会社に殺されたのではないかとその実態をつきつめていき、その原因を追い求めている人たちのこと…。
「現場警官『裏金』内部告発」(仙波敏郎・講談社)という本。
著者の好きな言葉に『源清ければ、流れも清し』ということ場ある。しかし、実態はそんなものではない。偽造領収書をつくっては税金から出されるお金を内部でプールして使い込む。それを拒否すればイジメにあう。あるは、職場配転を次々に強要する。それでも著者が屈なければ家族までも巻き込んで痛めつける…というやりかたは、組織ぐるみの犯罪としかいいようがない。そのことに反対して、なくそうとした著者の奮闘記でもある。
しかし、相手は強固な権力の砦もある組織の。はっきりいって、金まみれの体質を暴露していく…。それも最悪なのは、それが組織を安定させている役目になってしまっていることに気がつく。もう、慢性的であるということだろう。そうなると、それとどううまく付き合っていくかが問われていくなかで中毒になってしまって「当たり前」のようになっている。
読み終えて、これでは犯罪も増えるわけだと思った。
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一つの出来事から自分が読む一冊が選択しているように思います。そして、その本質を一生懸命追求している人もいることに安心することが多いようです。そういう本と出会えたときホットするような気がします。
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たまたま、読んでくださった方、ありがとうございました。