日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

第78回メーデーに行きました

2007年04月30日 | Weblog
 いよいよゴールデンウイークが始まりました。久しぶりに田舎に帰る人、海外旅行に出かける人、墓参りに帰る人、それでも仕事をしている人、休み中ゴロゴロしている人……。
 いまごろこれを読んで下さっている人は、連休はどんな計画をうをしているころでしょうか。今週、私の方は、連休前の仕事の前倒しとう現象で連日、忙しい毎日で帰宅がおそい一週間でした。これでよくぞ身体がもっているな…と、いまさらのようにこんなにしても強い身体に生んでくれた両親に感謝する気持ちにもなります。けれでも、生身の人間です。ちょっと疲れました。この休みに間に十分、リフレッシュすることがぼくの第一の目標になっています。
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 さて、私は今年も連合系のメーデーに行ってきました。今年で78回目だそうです。ただ、残念なことは分裂メーデーになっていることです。
 今年のテーマは「格差是正、格差のない社会めをめざそう!」でした。
 最近、労働現場ではこの「格差」が生じているそうです。ぼくは、でも正直なところ「格差」といわれてピンきませんでした。「格差……?」という感じです。結局、もっとひらたく言えば「差別」だろうと思っています。持てる者と持てない者の大きな差別……さらには、資本側が作り上げてきた男女差別、賃金差別だろうなと認識しているところです。
 会社のほとんどが契約社員、派遣社員、パートなどの正規社員以外が多く働く世の中になってきています。それは、コスト削減という大前提を会社が作り上げたシステムだろうと思います。その労働が正規社員と同じ労働なのになぜ、賃金が抑えられているのか、最低賃金をあげろ…いうことだろうと思います。
 では賃金があがったら解決するのか……?といえばやはり、格差は生じてくるでしょう。問題は正規社員とか非正規社員とかの問題というよりもそう仕組まれてきた労働そのものを問い直す必要があるのではないかと思います。
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現場で働く労働者が自分の職場をもう一度見直して、何が問題か、そしてなにがおかしいのか疑問に思うことをどんどん労働組合があれば提案していく必要があるのではないかと思います。そして、いつでも派遣・契約社員を解雇できる仕組みを問い直すことが大切なことだろう思います。
労働者は「消耗品」ではないのです。自分の生活があり、家庭が子どもがいて、新しい生活をつくっていかなければならないということです。
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メーデー終了後、恒例の親睦会にも参加して来ました。ひごろ、職場では会話も途絶えがちななかゆっくり話ができて楽しい時間でした。
そこで思ったこと……
 日々の仕事にはミスをしないように仕事を覚えて消化していくのですが、会社のやろうとしていること、組織の動きには「ウトイ」という感想を持ちました。これまでの仕事の内容や忙しさは会社という組織がつくりあげてきたものであるはずです。さらには、経営者が考えたピジョンであったはずです。その本質をもっと知る必要があるのではないかと思います。
 例えば職場での派遣・契約社員のありかたについてもっと知る必要があるのではないかということでしょう。そこで、お互いが話し合い理解していくことが大切なことだと思います。
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 もうひとつ……。
 今年は憲法施行60年目だそうです。年齢でいえば還暦です。それで「定年退職」というわけではありませんが、憲法を変えようとする動きが今年になって頻繁になってきました。憲法を変えようとする勢力と憲法を守ろうという二つの勢力の動きが活発になってきました。
 私は変える必要はないと思います。これまで現憲法で生活できてきたし、戦争をやる必要がないなら憲法9条もこのままでいいと考えるからです。これまでいろいろと憲法の解釈がいわれてきましたが、これからも今の憲法に照らし合わせ解釈を議論していけばいいのではないかと思います。私にとって現憲法を変えるというは少なからず、今より悪くなるように思えます。そう思うと、変える必要を感じているのは国民の側より一部の勢力なのではないかと思います。
 最後にながながと書いて来ました。
 8時間労働、8時間睡眠、8時間休養、これがメーデーの原則です。 
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 残りの休みを楽しいものにしてください。
*読んでくださった方、ありがとうございました。