日々徒然に

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  あしたを考える一日をつくりたいね……

桜の季節に思うこと

2007年04月01日 | Weblog
 4月に入りました。
桜も満開です…。私が散歩をする公園にも花びらを輝かせて咲いています。人々は早くもその桜の木の下で陣取り合戦がはじめています。
日本人と桜。これほど似合う民俗はいないのかもしれません。これも、花を愛するひとときの日本人の姿なのでしょう。
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そんな楽しそうな情景をうらめしく思いつつ、今日もまた土曜の休日出勤にいってきました。(世の中楽しそうなのに、いったい誰のせいかむかついています)それというのも、4月より新規事業のはじまるからです。そして「人事異動」の季節となり、その異動の準備のための出勤でした。こんなとき私の偏見かもしれませんが、公務員はうらやましい……などと思ってしまいます。
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さてこの「人事異動」まずは行く人への思い。
彼は職場では悪役を演じる人でした。世の中、正義(ヒーロー)もいれば悪役もいます。プロレスでいえば、ヒーローに対しての悪役(ヒール)というところだと思っています。仕事を頼むのも「命令調」の言葉づかい、さらには職場でいちばん忙しそうにしていて、他人のことはすぐにサボッテいるの陰口ばかり……。私の本音としては、絶対あいつとは一緒に居酒屋などいきたくないタイプでした。
その意味で「異動」は私にとっては良かったもかもしれません……と思いたい。
そして、異動してくる人。彼は10年前に一時期、職場の変化でノイローゼ気味なって異動を希望したひとでした。その彼がおよそ10年ぶりに私の職に復帰することになりました。10年前、彼がノイローゼになるほどの変化は今も変わってはいないといえばいません。その問題はいまでも山積みです。
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さて、いったいどうなることか……。私としてはできるだけポジティブに考えて行きたいと思っています。なぜなら、これから一緒に仕事をする仲間であるからです。
いずれにせよ、4月は昇格、降格、人事異動という会社という組織のなかでは避けられない重い季節でもあります。働く現場ではこれらをどう受け止め、どう解消していくのかが一人ひとりの考えや課題がぶつかる季節もあるわけです。
そして1年間を送っていくことになるわけです。
会社はよくいう「適材、適所」ということを本気で考えているかというとそんなことはないと思っています。そう思うのであれば「人事権」を語るとき、会議を開き意見をきくことになるでしょう。実際は現実的にそんなことはしません。
現場で働く人にとってはこの「人事異動」が「吉」とでるか「凶」とでるか、悩む1年でもあるようです。
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 桜の季節、桜の国日本。
 できれば、この桜の花びらのように散らない自分でいたいと思うところから始まるしかないと思います。
それではまた、読んでくださった方、ありがとうございました。