パピとママ映画のblog

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー★★★★★

2018年04月27日 | アクション映画ーア行

アイアンマンやハルク、キャプテン・アメリカ、スパイダーマンはじめマーベル・コミックが誇るスーパー・ヒーローたちによって結成されたドリーム・チーム“アベンジャーズ”の活躍を描く空前のメガヒット・アクション超大作の第3弾。6つすべて揃うと全宇宙を滅ぼすほどのパワーを秘めた石“インフィニティ・ストーン”を狙う最凶にして最悪の敵サノスの野望を阻止すべく、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々も加えたアベンジャーズが繰り広げる壮絶な戦いの行方を壮大なスケールで描き出す。出演はロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ホランド、チャドウィック・ボーズマン、クリス・プラットらに加え、サノス役でジョシュ・ブローリン。監督は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のアンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ。

あらすじ:宇宙誕生とともに出現し、それぞれに異なる強大な力を秘めた6つの石“インフィニティ・ストーン”。すべてが揃うと、指を鳴らしただけで全宇宙の半分の生命を滅ぼすほどの恐るべきパワーを手にするという。そんな中、地球を目指していたソーとアスガルドの民を乗せた宇宙船が何者かの襲撃を受けてしまう。それは圧倒的なパワーで全宇宙に恐れられる悪の支配者サノスの仕業だった。彼は自らの野望を実現させるべく、すべてのインフィニティ・ストーンの収集に乗り出していた。その頃地球では、かつてない危機の到来を知ったドクター・ストレンジがアベンジャーズの力を結集すべくリーダー、トニー・スタークのもとへと駆けつけるのだったが…。

<感想>マーベルのヒーローたちが大挙して出演し、ヴィランとしてサノスが途上するということでファンの期待を煽っている「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、全米公開が5月4日なので、それよりも1週間早いわけだ。

すでに予告編を観ている人たちも多いでしょうが、今回はこれまでのアベンジャーズ作品と比べても非常に多くのヒーローたちが登場する。特に、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が合流するというのが重要で、宇宙からの侵略者だったものの、基本的に地球上での出来事を描いてきたアベンジャーズシリーズに、宇宙という新たな要素が加わったことになる。

それを象徴するのが今回の敵・宇宙魔人サノス(ジョシュ・ブローリン)の強さはどれほどのものなのか?、原作の設定ではタイタン人で「アベンジャーズ」のエンドクレジットの合間には地球を襲ったチタウリの指導者ジ・アサーと接触し、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」では、ガモーラとネビュラの養父として登場。「エイジ・オブ・ウルトロン」のエンディングではアスガルドのオーディンの宝物庫に姿を現していた。彼の狙いは万物を支配することの出来るインフィニティ・ガントレットを完成させること。それには6つのインフィニティ・ストーンすべてが必要で、地球にあるストーンを奪うため軍勢を率いて攻撃してくるのだ。見どころ満載で興味が尽きない。

今回は、「シビル・ウォー」で2派に分裂していたアベンジャーズの面々が最終的に大集結すると思われるが、どうやって再結集するのか?・・・ブラックパンサーの故国ワカンダに潜伏していたキャプテン・アメリカの髭を蓄えた顔も見ものですよね。

サノスが狙う6つ目のインフィニティ・ストーンとは?・・・6つ揃うと宇宙の半分を消滅させる力が得られるインフィニティ・ストーンは、サノス(THANOS)の綴りを構成する場所にあるという説が。最後の一つは残るHの場所にあるのだ。

MCU作品に登場したインフィニティ・ストーン

1、      四次元キューブ(青)「アベンジャーズ」でアスガルドに保管されていたが、その後ロキが盗んだ。サノスの手にはまっているものと思われる。

2、      ヴィジョンの額の石(黄)ロキ=ヒドラ党と持ち主を変えた後、ウルトロンの実験によってヴィジョンが誕生。現在は彼の額中央に付いている。


3、      エーテル(赤)ダーク・エルフのマレキスが世界を暗黒に覆うために使った流動物質エーテルに変貌。現在は銀河の怪人コレクターが保管。

4、      オーブ(紫)ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのピーター(クリス・ブラット)が盗み出した秘宝の中に。ザンダー星でノバ軍が保管。

5、      アガモットの目(緑)ドクター・ストレンジが付けている首飾りの中にストーンはある。これを使って時間を自由自在に操り、逆行させることも出来る。

最終決戦地はワカンダで、宇宙魔人のサノスを迎え討つのだ。インフィニティ・ストーンを自分の身体の額に石を持つヴィジョン(ポール・ベタニー)をワカンダに匿い、サノスを呼び寄せるのだ。ヴィジョンとワンダーウーマンとは恋仲のようなのに、ヴィジョンが額の石をワンダーに破壊するよう頼むのだが。

それに、ハルクの暴走を制御するため、トニーが開発したハルクバスターは、本人が装着する。

スパイダーマンのピーターは、「スパイダーマン:ホームカミング」の最後に辞退した新スーツ、通称アイアン・スパイダー姿で登場する。コミックでは背中にドック・オクを思わせる複数の人工アームが付いているが?、果たしてどうか。それに、「アベンジャーズ」で死んだコールソン(クラーク・グレッグ)は復活し、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」で活躍中。映画での再登場の可能性ももありますから。

「シビル・ウォー~」で、トニーに相応しくないと言われ、盾を手放したキャプテン・アメリカ。スーパーボウルで流された予告編では、伸縮可能な黒い盾を装着した姿が見られる。

今回は、ホークアイ(ジェレミー・レナー)の姿がないのだ。サノスとの戦いに関わらないのは、何らかの形で最後の「インフィニティ・ストーン」を守っているとの噂もある。

ヴィランであるサノスを軸に物語が進むので、ほとんどが彼が映画の主人公であるかのように思われた。ですが、一連の作品が終わりに近づいてきているという感じがある。本作では仲間意識がこれまでで最高に達しているのが良かった。みんなが楽しそうに演じているのもいい。故郷を飛び出したソー一行が出会ったのは、「~バトルロイヤル」のエンドクレジット後のシーンでは、アスガルド民を乗せた宇宙船が遭遇するのは、サノスの艦。ソーたちはサノスと闘い、ハルクは地球へ落下。ソーは“ガーディアンズ”に救出される。

とにかく、サノスが強いのなんの、アベンジャーズの全員がよってたかって戦っても負けてしまう。あの“アイアンマン”でさえもがね。だから、ラストでは6つのストーンを手に入れたサノスが我が物顔で登場するのには、驚いた。これは絶対に続編があるはず、それには、ドクターストレンジがすぐにはストーンを渡さなかったのに、何かヒントがあるはず。それに宇宙の魔人サノスが勝ち誇っているのは気に入らないし、頭のいいアイアンマンやキャプテンたち、それに神の子ソーも、きっと最後にはみんなでサノスを倒すはずだと思う。この終わり方が、残念に思うのは私だけではないと感じたから。

 

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