パンフルート演奏において音を作り出す最初の動作がタンギングとなります。
タンギングは「舌先付近を使って空気を切りなさい」と教わります。 ナリヒラ竹のパンフルート(テノール)
パンフルート教室ではまず最初に一般的な基礎知識を教わります。
しかし物事には必ず一長一短があります。経験を重ねるうち「どうもこの方法ではうまくいかない」というような
事象も出て来ます。
こうした事象を見直して工夫を重ね応用していく道こそ「中級への道」第一歩であります。
自立して自ら考え「独自の道を切り開く」行動を起こしてください。
ここまで書くと基本を離れて独自の道をと誤解される方もおられるかもわかりませんので、私の言いたいことは
「基本の土台の上に立って視点を変え工夫を重ねて行く」ことです。
さて標題の舌先を使う一般的なタンギングですが、この方法だとタンギング位置を通り過ぎた空気の塊は口内に
出来た広い空間に放出されせっかくの塊がバラけてしまいます。
空気の塊の頭をバラけさせないで両唇まで持って行くタンギングを開発してください。
結果的に余分な空気を使っていますよ。
ロスの少ない吹き方という方向からも考えてみてください。
パンフルート工房では「風の音パンフルート」を自然界の多種の材を使ってパンフルートを製作しております。
購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。
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