風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

パンフルート上達講座:余裕がある半音とは

2016-04-05 | パンフルート演奏講座

パンフルート演奏で安定した半音を出して行くことは最低限の技術として求められています。

   

パンフルート1管で音程はどこまで下げることができるでしょうか?。

私は高音部で2音半、低音部で1音下げることができます。(上げる方向では半音まで到達しません)

 

 パンフルートの音出し音程は、外楽器のようにぶれない安定した音程が出るわけではありません。

パンフルートの楽器は事前に自分に合わせて調律してはありますが、演奏時は音程が上がったり下がったりしながら

進んでいるのが現実です。

パンフルート演奏者は立ち上がった音が一番最初に飛び込んで来る自分の耳で聞き、調整しながら進みます。

でありますから、音程を下げながら半音位置で止めるパンフルートの半音出しとなるとさらに不安定さが増します。

多くの場合下がりきれない中途半端な音程になることが多いのですが、練習時には半音位置を越えてもっと下げる

ことに挑戦しましょう。

チューナーを使って各管1音まで下げる練習をしましょう。

どこまで楽器の歌口を塞げばどのように音程が下がって行くか感覚をつかみましょう。

大きく下げることができるようになると、次は途中の半音位置で止める訓練をしましょう。

低音から高音までそれぞれの管で感触は異なりますが、安定した音程を体に染み込ませましょう。

   

 

風の音パンフルート製作工房では優しく暖かい音が特徴の広島産竹を使って楽器作りを行なっております。

購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。



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