みなさんは演奏中半音を出すこと以外にビームを上下させることはありますか?
当工房では木からでもパンフルートを作っています。いろんな工程がありますが写真右の3本のうち右より穴あけ
時のに耐えるよう肉厚が厚い状態、外径を少し削った状態、外径が仕上がった状態。
みなさんの多くは自分の吹き角度を持っていてそれを曲中で移動させるなど想定しておられないことでしょう。
とにかく音さえ出ればよいパンフルート初心者のうちはピンポイントを外すと音がくすんだりしますのでビーム角度
は固定しておいたほうがよろしいのですが、その段階を過ぎるとビームは上空へ向けて羽ばたいて行きましょう。
自分の出した音を俯瞰で見れるというか客観的にいろんな角度から音を検証できるようになりますよ。
ビーム角度固定にこだわり続けていると平坦で無表情な演奏になりがちです。
当ブログでも外でもよろしいのですが情報を仕入れたら試してみてください。
今までとは違った音の世界の扉が開くはずです。
風の音パンフルート製作工房では自然の素材の音を生かした楽器作りを行なっております。
購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。