パンフルートがうまくなりたいみなさんに、たくさんの性格の違う楽器とつき合っている製作者の立場から一風
変わったレッスンをしていますが、実は広島パンフルート愛好会教室で教わった基本奏法をもとにしております。
自分の思い通りの音を作りやすいパンフルートと言えども、音楽の基本から離れてはなりません。
人が感じたこと、想ったことを自分の体を使って音に乗り移つさせることを言葉で表すことは困難ですが、挑戦して
みます。
色々ある人の感情、喜びや哀しみ・怒りやほがらかなこと・明るい暗いなどは作曲家が調を使ってある程度方向づけ
をしています。
また楽譜上では音楽記号で表情や音の強さなど事細かく指示されているものもあります。
演奏家はこの枠内で自分なりに解釈し音を出して行くわけですが、各人性格も違い育った環境の違いなどで消化具合
の変化により出て来る音もそれぞれの特徴があります。
音に感情移入させることでみなさんに最初に取り組んでいただきたいことは「音の強弱」です。
練習の時は実際に音は消えてもよろしいですから消え入るようなレベル1の音から、また弾けるようなレベル5まで
の音を試してその効果を確かめましょう。
両極の限界を超えて、その位置を知りましょう。
風の音パンフルート製作工房では自然の音を楽器の中に生かしながら製作を行なっております。
購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。