パンフルートで高音を出そうとすると相当力(圧力)を込めないと音は立ち上がりません。
みなさんの高音を聞いていると力が入り過ぎて「大声でいがる」「大量音」となって聞こえて来ます。
パンフルートでの高音はただでさえ音が遠くまで届くのに(一説によると400m先まで届くそうです)多くの人
は力を込めて吹くものですから情緒のない苦しそうな大音量になってしまっています。
実際に音が遠くまで届く例として、私は春や秋の季節が良くなると外に出て庭先でパンフルートの練習をしています
が、高音部分になると150~200m先の山からこだまが帰って来ます。
狭い会場であればそこまで息まなくても、小さい音でも充分届きますよね。
息んだ空気でも良いですから、ビームを80%外に出す「上向きビーム」小音量の高音を出してみましょう。
「草原に咲く一輪の花にそよぐ風」のような静かでさわやかな高音の世界が広がります。
ぜひあなたの高音のイメージを大変革して表現の世界を広げてください。
風の音パンフルート製作工房では日本の竹が持つ柔らかい音を生かした楽器作りを行なっております。
購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。