ぶらぶら人生

心の呟き

広島へ

2010-05-28 | 旅日記
 26日、広島に出かけた。一泊の旅。
 日常からの小さな脱出。
 松田スタジアムで、千葉ロッテと広島の対戦を見た。
 9対1で、広島が大敗した。
 この夜、広島の投手は、年輩の高橋健だった。
 打撃力のあるロッテの選手に、高橋投手は長短打の嵐を浴びた。よほど調子が悪かったのか、力の衰えのせいか?
 広島は、ロッテの外人投手を打てなかった。3安打ではどうにもならない。
 広島の勝利を念じて応援するのだが、スタジアムで勝利の喜びを味わったことがない。それでも一喜一憂しながら観戦するのは面白い。
 夜風は、五月末とは思えないほど冷たかった。真底寒い夜だったが、スタジアムでなくては味わえない雰囲気を楽しんだ。

 翌日は、久しぶりに平和公園を歩き、慰霊碑に手を合わせた。
 広島や長崎の公園は、特別な感慨なしには歩けない。
 復興の陰に存在し続ける戦争の悲しみや愚かさを喚起するためにも、折々訪れるべき場所だと思う。
 小学生の集団や外国人の姿が多い。ここを訪れる人が多いのは、喜ばしいことだ。
 被爆地に立てば、深浅の差はあるにしても、過去の愚かしい戦争の歴史を考えるであろうから。 

      

             

      

 大きく生い茂った公園の木々が、心を癒してくれる。
 白い花の咲いた木があった。ヤマボウシ? 花水木?

             

 リーガロイヤルホテルに宿泊した。29階の高所の、二方の窓から遠望を楽しめた。
 ひろしま美術館や古い球場も見えた。
 高所から眺めていると、様々な想い出が蘇る。
 生涯をふり返って、訪れた回数から言えば、山口の次に広島が多いように思う。地理的な近さのせいもあって…。
 美術館にも球場にも、幾度となく訪れている。

      

             

      
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