4時過ぎ、ひとときの散歩に出かけた。(施設周辺の3000歩散歩)
大気はまだ冬の気配である。風が凪いでいるので、そう寒いとは思わない。
スマホで気温を確かめると、8度と出ている。
黄色い花が目に留まった。畑の隅の、小さなひとかたまり。
菜の花である。
4時半過ぎの空を見上げる。
怪しげな雲の塊の下方に、勢いのない太陽があった。
鳶が2羽、忙しく空を舞っていた。
(実際は、烏などに比べれば、遥かにゆったりとした動きなのであろうけれど、カメラに収めようとすると、たちまち姿を見失う。)
昨日のブログに書いた『一日一文』の<今日>は、梶井基次郎の文であった。
6行の文を読んでいるうちに、梶井基次郎の作品を読み返したくなった。
手元にある電子辞書で、名作短編『檸檬』を読んだ。
梶井基次郎の魅力は、昔、読んだ時よりもさらに膨らんだ。
作者の生まれは明治、私の父母の世代と同じなのに、古びたところがない。今の時代にも通用する作品である。その人でなければ書けない独特な世界を持っている。研ぎ澄まされたような感性の魅力。
(小説は、やはりページをめくりながら、本で読みたい。)
今日読み進めている本は、石牟礼道子の『苦海浄土』。
大気はまだ冬の気配である。風が凪いでいるので、そう寒いとは思わない。
スマホで気温を確かめると、8度と出ている。
黄色い花が目に留まった。畑の隅の、小さなひとかたまり。
菜の花である。
4時半過ぎの空を見上げる。
怪しげな雲の塊の下方に、勢いのない太陽があった。
鳶が2羽、忙しく空を舞っていた。
(実際は、烏などに比べれば、遥かにゆったりとした動きなのであろうけれど、カメラに収めようとすると、たちまち姿を見失う。)
昨日のブログに書いた『一日一文』の<今日>は、梶井基次郎の文であった。
6行の文を読んでいるうちに、梶井基次郎の作品を読み返したくなった。
手元にある電子辞書で、名作短編『檸檬』を読んだ。
梶井基次郎の魅力は、昔、読んだ時よりもさらに膨らんだ。
作者の生まれは明治、私の父母の世代と同じなのに、古びたところがない。今の時代にも通用する作品である。その人でなければ書けない独特な世界を持っている。研ぎ澄まされたような感性の魅力。
(小説は、やはりページをめくりながら、本で読みたい。)
今日読み進めている本は、石牟礼道子の『苦海浄土』。
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