10月が、今日で終わる。
その月の最後を表現するのに、<~尽>という言い方のあることを、朝日新聞の天声人語を読んでいて知った。
ひと月が尽きるのだから、その言い方があって不思議ではない。
<一月尽><二月尽><三月尽>……というふうに使うようだ。
ただ、語感として、私自身は、そう好きではない。が、その語彙との出会いを記念して、今日のタイトル名に使うことにした。
夕方5時、白い月が東の空にあると、散歩中の友人から電話があった。
早速、戸外に出てみた。
玄関を出たところからは、東の空の見え方が限られる。
そこで、保育園への坂道を上ってみた。
月に気づく前に、落日の景に出会った。(写真②)
その美しい落日に背を向けると、東の空には、山の端から昇ったばかりの白い月があった。(写真①)
情景は、まさしく<月は東に日は西に>であるが、今は晩秋、蕪村の句にある菜の花の情景とは無縁である。
ただ夕方の5時という時刻の、東西の景をほぼ同時に眺められたのは、ささやかな喜びであった。
電話での知らせがなかったら、私はパソコンのキーを打ち続けていたに違いない。戸外に出れば、東方に月が、西方には落日のあることも気づかずに。
「邂逅」とか「一期一会」とか、そうした出会いは、ことの外嬉しい。
①
②
今晩9時過ぎ、玄関に出てみた。
夕方には白く淡く東の空に浮かんでいた月が、中天に場所を移して、輝いていた。(写真③)
生暖かい夜風が吹いていた。
しかし、明日からは寒波が襲来し、雨が降るという予報になっている。
満月を眺めることはできないだろう。
今日の月を愛で、しばらく十三夜(?)の月と対話した。
③
その月の最後を表現するのに、<~尽>という言い方のあることを、朝日新聞の天声人語を読んでいて知った。
ひと月が尽きるのだから、その言い方があって不思議ではない。
<一月尽><二月尽><三月尽>……というふうに使うようだ。
ただ、語感として、私自身は、そう好きではない。が、その語彙との出会いを記念して、今日のタイトル名に使うことにした。
夕方5時、白い月が東の空にあると、散歩中の友人から電話があった。
早速、戸外に出てみた。
玄関を出たところからは、東の空の見え方が限られる。
そこで、保育園への坂道を上ってみた。
月に気づく前に、落日の景に出会った。(写真②)
その美しい落日に背を向けると、東の空には、山の端から昇ったばかりの白い月があった。(写真①)
情景は、まさしく<月は東に日は西に>であるが、今は晩秋、蕪村の句にある菜の花の情景とは無縁である。
ただ夕方の5時という時刻の、東西の景をほぼ同時に眺められたのは、ささやかな喜びであった。
電話での知らせがなかったら、私はパソコンのキーを打ち続けていたに違いない。戸外に出れば、東方に月が、西方には落日のあることも気づかずに。
「邂逅」とか「一期一会」とか、そうした出会いは、ことの外嬉しい。
①
②
今晩9時過ぎ、玄関に出てみた。
夕方には白く淡く東の空に浮かんでいた月が、中天に場所を移して、輝いていた。(写真③)
生暖かい夜風が吹いていた。
しかし、明日からは寒波が襲来し、雨が降るという予報になっている。
満月を眺めることはできないだろう。
今日の月を愛で、しばらく十三夜(?)の月と対話した。
③
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます