ぶらぶら人生

心の呟き

草原(くさはら)のドラマ

2018-04-22 | 身辺雑記
4月21日

Tさんからメールをいただいた。
下の写真を添付して。




草刈りの作業中に雉の親鳥を発見し、その姿が去った後、至近距離に、写真の情景を目撃した、と記してあった。

初めて目にする雉の卵である。
数の多さに驚いた。
(調べてみると、雉の産卵数は、6個〜12個とのこと。8個は驚くに値しないらしい。)

草刈機で、雉の足を傷つけたのではないか?
と、Tさんは心配されていたが、やがて雌の雉が辺りをうろついていたとのこと。
多分大丈夫だったのだろう。
卵を抱いていた雉は、突然近づいてきた草刈機の音に驚き、一旦は遠ざかったのだろう。
それでも、巣の卵が気になり、戻りどきを伺っていたに違いない。

写真を見るかぎり、無防備な巣作りに思える。
8個の卵は、外敵に襲われることなく、無事に育つのだろうか。

それにしても、草原には、私の想像を超えたドラマが、絶えず繰り返されているのだろう。

[今年の春は、辛夷を見に出かけた先で、雉の「ケーンケーン」と鳴くのを聞いた。そして、今回は、巣の中の卵。そのうち、雉の姿が見かけられるかもしれない。平成の初めごろ、山道を散歩していて、雄の雉を見かけたことがある。熊や猪の出現を恐れずに歩けたころのこと。]
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 野の歌 | トップ | 川と海の表情 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿