Tさんからメールをいただいた。
下の写真を添付して。
草刈りの作業中に雉の親鳥を発見し、その姿が去った後、至近距離に、写真の情景を目撃した、と記してあった。
初めて目にする雉の卵である。
数の多さに驚いた。
(調べてみると、雉の産卵数は、6個〜12個とのこと。8個は驚くに値しないらしい。)
草刈機で、雉の足を傷つけたのではないか?
と、Tさんは心配されていたが、やがて雌の雉が辺りをうろついていたとのこと。
多分大丈夫だったのだろう。
卵を抱いていた雉は、突然近づいてきた草刈機の音に驚き、一旦は遠ざかったのだろう。
それでも、巣の卵が気になり、戻りどきを伺っていたに違いない。
写真を見るかぎり、無防備な巣作りに思える。
8個の卵は、外敵に襲われることなく、無事に育つのだろうか。
それにしても、草原には、私の想像を超えたドラマが、絶えず繰り返されているのだろう。
[今年の春は、辛夷を見に出かけた先で、雉の「ケーンケーン」と鳴くのを聞いた。そして、今回は、巣の中の卵。そのうち、雉の姿が見かけられるかもしれない。平成の初めごろ、山道を散歩していて、雄の雉を見かけたことがある。熊や猪の出現を恐れずに歩けたころのこと。]
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