ぶらぶら人生

心の呟き

サボテン見学に

2018-02-25 | 散歩道
バスの車窓から見える庭に、
大きなサボテンがあるのに気づいたのは、
いつであったか?

薄曇りの日曜日、
その場所まで歩けるかどうか、
試みた。

バス停を三つ越え、
左に曲がると、
大サボテンが見えてきた。

案ずるに足らぬ、1000歩の先にあった。

私の背丈より大きなサボテン。
宮崎あたりの公園でしか見たことのない
怪物サボテンである。





肉厚の葉の一端に赤い実がついている。
地面にも、同形のものが二つ落ちていた。
触ると、ぶよぶよした。
(中をのぞいて見たい衝動にかられる。)





サボテンの後方にある木も見たことがあるように思った。
ブラシの木ではあるまいか。
ブラシ状のものが残っているのは、前年のものであろうか?
緋色の花がつくかどうか、
これも楽しみである。



帰りは、別の道を歩く。
野の花が目覚め始めた。
白い花は、ハコベであろうか?

小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
緑なすはこべは萌えず
若草も藉くによしなし


島崎藤村の詩を口ずさみつつ、
野を歩く。

信州と違って、当地は春が早い。
野良仕事をしている人の姿も見え、
春の足音はそこまで聞こえている。



オオイヌノフグリは、家の近くの空き地にも咲いていた。
大地の春をいち早く告げる紫色のかわいい花。



野辺の傍に咲く黄色い水仙。





栴檀の木に、
ムクドリが多数、実をついばみにきていた。
木の下に人の気配を感じるや、
一斉に飛び立つ。
上の写真には、
逃げ遅れた一羽だけが止まっている。



私の部屋の窓から、
黄色味を帯びて見える樹木は、
栴檀の木の群生なのだろう。

2800歩の散歩となった。
少々汗ばむ程の運動量であった。


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