昼食前、散歩に出かける。
日除け帽子が吹き飛ばされそうな強い風が吹いていた。
が、帽子を片手で抑えながら、
予定したコースを歩く。
まずは、桜の実を眺めて。
実は、鳥たちの餌となることもなく、
小枝にたわわである。
私の部屋からも見える
栴檀の木の下に立つ。
今は栴檀の花の季節。
花は無数に咲いているのに目立たない。
公園の花も、そうであったが……。
花色は淡く、葉の色に負けてしまうらしい。
鶯が声高く囀っていた。
栴檀の葉陰に潜んで。
幾度も幾度も、囀っていた。
姿を探したが、
ただ美しい囀りを届けるだけであった。
住宅地に向かって歩く。
飛行機雲を眺めながら。
ミナガヒナゲシは、まだ咲き続けている。
庭石菖の群生する空き地を通る。
散歩の終点は、サボテンのある庭。
サボテンは、毎年花をつけるのだろうか?
再び、花に会える日を心待ちしている。
サボテンの先にあるブラシノキ。
まだ赤いブラシとはなっていなかった。
サボテンの近くに咲いていた花。
キンギョソウ?
30分、3000歩足らずの散歩であった。
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