ぶらぶら人生

心の呟き

一日の始まりは

2018-10-08 | 身辺雑記
         一日の始まりは、幸せの予感に満ちて。

         

         

         
              上3枚は、6時18分

 太初から、こうした美は存在し続けてきたのであろう。
 が、今朝は、今朝だけの黎明。
 昨日とは違う今日の始まり。

 朝日の位置が、ずいぶん南よりに移動した。権現山の方向に。

         
                6時27分
 朝の雑用をしているうちに、太陽は、山の端に姿を半分現した。

              *******

 今、廊下では、老女と老女の語らいが延々と続いている。もう一時間以上。多分、昼食が運ばれるまで続くのだろう。あと、2時間余り! 13号室と16号室のお二人。93歳と87歳との語らい。

 100歳時代は、果たして、人間にとって幸せなことであろうか?と、考えてしまう。

 <老い>とは、幼な子にもどることらしい。が、幼子ほど無邪気でないのが厄介だ。
 特に認知症が入ると、傍若無人。

 自立とは、どういう状況をいうのだろう?
 自己制御ができ、他人の存在を考慮できることは、必要なことの一条件ではあるまいか。それのできない自立もあるのかどうか?

 老いは、判断力を鈍くする。自分中心になりがちである。
 私の住む施設には、15部屋(うち4部屋が夫婦部屋)がある。その数だけ、様々の老いの形や姿があり、日々考えさせられる。自分自身の老いにも戸惑いながら。


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