目的地を決めていたわけではないけれど、ぶらぶら歩いているうちに高津大橋に到達。
努力して、何かを達成しようという意欲は、このところ萎え気味だし、無理はしまいと思っている。
できることを楽しもうという気楽な気分になると、かえって楽に歩ける。
前回、同じ道を歩いたのは、4月1日である。そのときに比べ、脚力が衰えたという感じもなく。
前回は、歩道脇が枯れ色であった。
4月下旬の今は、なお枯れ色を残しつつも、緑が優勢である。
川上の眺め。
今、至る所に咲いている黄色い花はブタナ。
ヨーロッパ原産の外来種とのこと。 日本においては、札幌で最初に発見されたのが1933年とか。私の生まれた年。そうと知ると、一層親しみを覚える。
食用になる植物の由。しかし、食糧難の戦中戦後に食した記憶がないし、見かけた記憶もない。(今ほど、植物に関心を抱いてもいなかったのだが……。)
たまたま高津川の河畔に多いだけかもしれない。
私の好きなミヤコグサ。新たな群生地を見つけた。
ノダイコンの名残の花。
群生するアカツメクサ。
シロツメクサは、花数少なく、一個の花の威勢も、アカツメクサに比べか弱い感じだ。
スイバの、赤い穂状の花も、春の野に風情を添えてくれる。