ぶらぶら人生

心の呟き

高津大橋まで

2023-04-27 | 散歩道
 海風も川風も穏やかな日である。
 河畔を散歩することにした。
 今日は、空よりも、川面の色が碧い。
 道端の草花を眺めながら、のんびり歩く。 
    
 目的地を決めていたわけではないけれど、ぶらぶら歩いているうちに高津大橋に到達。
 努力して、何かを達成しようという意欲は、このところ萎え気味だし、無理はしまいと思っている。
 できることを楽しもうという気楽な気分になると、かえって楽に歩ける。
 前回、同じ道を歩いたのは、4月1日である。そのときに比べ、脚力が衰えたという感じもなく。


    


 
 前回は、歩道脇が枯れ色であった。
 4月下旬の今は、なお枯れ色を残しつつも、緑が優勢である。


    



  川上の眺め。


    


 今、至る所に咲いている黄色い花はブタナ。ヨーロッパ原産の外来種とのこと。
 日本においては、札幌で最初に発見されたのが1933年とか。私の生まれた年。そうと知ると、一層親しみを覚える。
 食用になる植物の由。しかし、食糧難の戦中戦後に食した記憶がないし、見かけた記憶もない。(今ほど、植物に関心を抱いてもいなかったのだが……。)
 たまたま高津川の河畔に多いだけかもしれない。


    



 私の好きなミヤコグサ。新たな群生地を見つけた。


    



 ノダイコンの名残の花。


    



 群生するアカツメクサ。


    



 シロツメクサは、花数少なく、一個の花の威勢も、アカツメクサに比べか弱い感じだ。


    



 スイバの、赤い穂状の花も、春の野に風情を添えてくれる。


    




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