「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20160619

2016-06-19 | 矮小布団圧縮袋

〇未明から朝方までどっと強雨が通過していったらしい(寝てた)昼間晴れている間に買物をしておく。
 まだ冷房を使っていない室内で、汗をかきすぎたせいか、少し風邪をひいてしまったようで、早めに帰ってきて自宅で休養。戻ってきたらまた断続的に降っている。

 本日のBGM:
・真田丸 #24 (6/19 20:00~)音楽:服部隆之
 小田原攻めの結末の悲哀に続き、突然ずんだ餅(爆)なかなか疲れますw
 ※写真のむすび丸たちは青森りんごストレートジュースをいただいている
 (秋田市内のコンビニで普通に売ってて、ひさしぶりに見つけて懐かしい。やはりストレートが美味)
 前回の白装束といえば独眼竜政宗の時は渡辺謙さんが勝新の秀吉にびびりまくった有名な段でもある。当時も実質(役どころも俳優も)若かったんでしょうし。今日の政宗だと、信繁と同い歳で若いって感じは出てた。

・ショッピング / 井上陽水&奥田民生~桃色空 / ももいろクローバーZ(FM福岡「ももいろクローバーZのSUZUKI ハッピークローバー」6/19 16:00~)
 ゲスト・堂本剛さんのファッションアドバイス。その人にはその人のムードがあろう。止まらない鼻水をかみ続けながら聴いてた。(20160619)
 
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20160618

2016-06-18 | 矮小布団圧縮袋

〇佐賀で仕事が終わった帰り、夕方あまりにもお腹が空き、どっかでごはんにしようと思い、ふと思いついて久しぶりにCiemaのカフェに寄る。(近くを通っているキイロイトリ)
 何度か来てますが軽食をいただきつつ「名画喫茶」みたいに利用できるのである。ちょうどやってたのが

   
 本日のBGM:「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件(原題:Mr.Holmes)」(2015、英・米)
 音楽:Carter Burwell
 たぶん最後の未解決事件をどう解決するかの映画、っていうよりも、最後の事件につながる人生の記憶とその意味の問題についてどう解決するかっていう映画なんだろうなと思った。
 ホームズがもし老人だったらと仮託して、「1947年の93歳の事件」のミステリーがどのように解かれるのか、という話は、中高年になってきてる自分などにとっては、別の意味で極めて今日的な(高齢化社会や独居老人の)切実なサスペンスも伴う問題として見えてくる。ホームズ冒険活劇ものを期待して行った客は、「おみおくりの作法」でも描かれていたおひとりさま的な問題にぶちあたってショックを受けるかもしれない。
 BBC filmsと出てくる段階で映像の美しさ、室内楽的にクラシカルな音楽の美しさについては、まずその通り。「日本」が中国みたいに見えるのは英米映画であいかわらずというか「イギリス人の記憶の中」の表現だからしかたがないのか(元々原作のホームズの東洋観もたいがいだったし)真田さんも出てたけどね。
 個人的に言うと、老人ホームズのサー・イアン・マッケランを、“美声”医師ロジャー・アラム(「新米刑事モース」のサーズデイ警部さっ)が診察してるじゃないですかっ!その渋いシーンの絵面だけで、心の中で(きゃー♪)と黄色い声を挙げてどきどきしている自分(爆)。映画館の「ホームズ映画」の中のマダム役がフランシス・バーバーさん(モースとかポアロのドラマにも出てる、かつ小原乃梨子さんがよく吹き替えをする、声も感じが似てる人)だったのもわろた。とか、家政婦親子もそうだが英国ドラマおなじみの出演陣も出てくるし。
 ハチャメチャな「100歳の華麗なる冒険」よりずっと、この「後悔してる」ホームズは随分ヒューマニスティックなところにいたもんだ。じわじわくる。賢いおじいちゃんと聡明な少年、っていいよね。

   
 と、なんとなくそんな風に名画座で芸術文化的な〆となった6月18日。もしかするとこの「別室」も、2002年のblog前のサイトから通算15年目くらいに突入するのかもしれない。と気づく。
 当初から随分趣を変えて、全く思いつくまま行き着くまま勝手自在な趣味の日記になりつつありますが、なにとぞご寛恕を乞いたく存じます。(20160618) 
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20160617

2016-06-17 | 矮小布団圧縮袋

〇なかなか原稿の作業が進まず難渋している。
 写真は先日の秋田市内のレトロな川反(かわばた)付近の呑み屋さんの前を通るキイロイトリ。
 やたらとホーロー看板が多い付近があった。
 こういう木造の家は実家の斜め向かいにも昔あったけど、数年前に改築されちゃったな。

  
 「東京ドドンパ娘」とか昭和30年代あたり?の映画ポスターみたいなのがある。
 
 本日のBGM:Bigmouth Strikes Again / The Smiths (「The Queen Is Dead」)
 国民投票と伝えられる今のイギリスも複雑な労働の事情と各界の思惑が絡み合っていて大変なようだ。多分日本も他人事ではないと思う。(20160617)
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20160616

2016-06-16 | 矮小布団圧縮袋

〇6月16日というと昔から新潟地震の日というふうに子供の頃から習っている。
 函館の方も地震とか。日本中どこにいても仕事中ではあるが。
 写真は秋田市内の飲食店街をお散歩中のキイロイトリ(決して朝帰りではない)

 BGM: 

・警視庁・捜査一課長 #10 (テレビ朝日系、6/16 20:00~)音楽:山本清香
 早く帰れた木曜だと、時々見ていた。オーケストラのインストのテーマが印象的なのだがサントラはないんすか。
 床嶋さんとスイカついに収穫(気になるのそこかよ><)
・Sanctus / Libera
 (「ミュージック・ポートレイト」ETV、6/16 22:00~)
 吉田鋼太郎&藤原竜也 第2回。花子とアンは今見てもなかなか濃い出演陣だった。
・あーだこーだそーだ! / ウルフルズ
 (「アオイホノオ」#8 、ホームドラマチャンネル、6/15 24:15~)
 火曜の重版出来!最終回以降も、何か見てるとどこかに安田さんとか「食いっぱぐれない」ムロさんとかが出てくるのだが(><)
 ショッカー基地みたいな岡田斗司夫宅(しかも濱田岳・爆)
 この庵野さんを見ていて記憶が甦り、そういえばこういう友人が実は同級生にいた(イデオンはいいぞ、と非常に熱烈に薦めてきた※もちろんビジュアルは全然違うし、風呂に入らない人ではない)のを、まざまざと思い出す。休みの前日にその子の部屋に集合してアニメVTR連続上映大会、みたいなことは実際に何度かやってた。だから鈴置洋孝さん塩沢兼人さんなど往年の名人声にリアルタイムで愛着があるのだろう。学生の頃だから時間がわりと自由に使えて、できたことだな、と今は思う。(20160616)
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20160615

2016-06-15 | 矮小布団圧縮袋

〇新幹線こまちの中はこんな感じだ。
 キイロイトリ「ゼンセキ シテイ デスヨ」

本日のBGM:
 (OP)戦え!白き戦士~(ED)ホワイトストーンズ愛のテーマ
  ※「雅楽戦隊ホワイトストーンズ」#1~#4(テレ朝チャンネル2、6/15 21:00~「ドラバラ鈴井の巣」)
 何か今勢いがあるのはわかるのだが、遡ってとんでもないのが始まっちゃったよww
 部分的には知ってたんだけど通してちゃんと見るのは初めてだ(2002年頃の作品)。この頃は、たぶんリーダーが30位で顕ちゃんシゲくん洋ちゃんとも20代最後、音尾くんがさらに若い、という位でしょう、という感じのむちゃぶり(基本的に無茶なノリは40代の今でも大して変わらんかもしれん)。※たばこ吸っていじけてるって(笑)大先生全裸変化(へんげ)撮影まで、これ放送しちゃっていいんでしょうか。
 なんかもっともらしく話ができてるがマジかこれは(いちいち白石区の説明が多くて無駄に知識が増えていくw)。ナレーター中江真司さん。
 これロケが冬ぽくて札幌だし非常に寒そうなんですよ。(屋外や下水道のシーンでかなり息が白い)(20160615)

 むすび丸「こまちで、ちなみに白石蔵王駅あたりも通過しましたよ~♪」
 この宮城県の白石から北海道に渡った人たちが今の白石区あたりを開拓していったんですねえ。
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20160614

2016-06-14 | 矮小布団圧縮袋

〇(昨日のつづきで)今回は新幹線こまちに乗るキイロイトリであった。

 本日のBGM:
・重版出来!#10 (終)(TBS系、RKB, 6/14 22:00~)
 ED:エコー / ユニコーン 
 この歌を先週からずっとwalkmanに入れておいて、出張の移動中も列車や飛行機の中でシャッフル君から時々回って流れてくるのを聴いている。旅のBGMとしては、とてもいい。
 自分が奥田民生さんという人を初めて見たのは2013年夏のライブでだった(鈴木慶一とか奥田民生とかレキシとかYMOとかスネークマン・ショーとか、って貴重だった)。あんな「ギター一本もって現れて歌い出した瞬間のテンションとカリスマ度」みたいなのに圧倒されるタイプの例、ってのは数少ない。Paul McCartneyはもちろん凄かったが、奥田民生も凄かった。もう、その会場の空気が、その時、一気に変わってしまうような何か、がある。後にも先にも、あれを体験できて本当によかったと思っている。その「力」を改めて思い出させる曲であって、それが毎週、濃いドラマのEDに合う。ここぞという瞬間に来るし。
 可笑しさと同時に、時々切実すぎて胸が痛むような、こてこてさがあった。まさに(記録よりも)記憶に深く残る、語り伝えるべき作品に他ならない。演者からも制作側からも、いずれからもただならぬ恐るべきテンションを感じた。とても贅沢で丹念というか。曲も音楽もドラマも、ある種真っ向勝負なのだ。
 そんなドラマであったが、なんか半年分の朝ドラの最終回ぐらいの密度なチーム大団円感(つか、だいたい本編10回で、朝ドラ半年一本分くらいを圧縮したような感じというか、映画みたいな脚本の練られ方だったような気がする)。(ケーブルの一挙放送特集を除くと)毎週見てるドラマというのも、新米刑事モースとかザ・ゲームとか真田丸以外では久しぶりと感じるが、最初から続けて見ていてよかったと思う。原作は数話しか読んでなくてすまんけど、今回ので三蔵山先生が最後そう来るとはな。中田くん役の永山さんという人のうまさも今回見てて知った。しかし(全員、出演者が癖のある人たちばかりなので、多分ただではすまん、何かやってくれそうな期待どおりというか)岡営業部長の反応と高畑先生の捨て台詞と安井さんのべろべろ酒乱ぶりにやっぱり噴いた(飲んでた青汁を返せww)

・MISHA 星空のラジオ(NHK FM 6/14 23:00~)
 今日はそんな勢いで堂本剛くんゲスト第2回をおちついてリアルタイムで聴ける。
 薔薇と太陽も渋かったけれども、ミニアルバムのブラスぽいコーラスアレンジのファンクにも、ある程度年齢を経た者は、どことなく20世紀昭和から21世紀へと一貫する「熱」っぽさみたいなのを感じる。だんだん暑くなってきた季節に聴くと、またこれが暑いんだ(><)(20160614)
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20160613

2016-06-13 | 矮小布団圧縮袋

〇出張で東京駅にいる。キイロイトリ「ホクリク シンカンセン デス」
 明日14日はgoo blogメンテナンスで一時停止らしいので入力テストしてみる。
 今朝4時起きだったから、どんなもんやまで起きていられるか不安。

 本日のBGM:私の悲しい夜(Mi Noche Triste)  / アストル・ピアソラ楽団
 及び「直江状 朗読」(NHK「真田丸」サイト)
 ムラカミシンゴだと今プロアクティヴ以上に「村上新悟」がさぞ検索数上がってることだろう。所謂ただ声質がイケボというだけではなく、この手のは候文で噛まないことと、物の口調とか言い方、てのが肝心だ。高度な日本語能力が求められる。これ耳で聞いてるだけでも、落ち着いてる分かえって「随分な逆なで方っちゅうか、家康、そりゃ怒りそうだわw」ってわかるような気がするもん。(201606)
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20160610

2016-06-10 | 矮小布団圧縮袋

〇市内と近郊の出張が続く。(九州自動車道わきのキイロイトリ)
 金曜だから、まだましな夜のニュースをつけてみたが、やはり報道されるべきいくつものニュースが全然放送されず、同じニュースばかりくりかえしやるのが洗脳みたいに不気味で気持ち悪い。
 一方満を持してKinKi新曲のやうですな。吉井さんとな。

BGM:
・Phoenix / Soft Ballet (「FORM」)
 Pete BurnsのDOAのNukleopatraとかこういうぐるぐるくらくらする勢いのやつが来ていた頃だったのね。1995年か… 
・アオイホノオ #6 #7(ホームドラマチャンネル、6/8-9)
 夕方の休憩時間に、庵野氏の出演する帰ってきたウルトラマン(聞きしに勝る凄さで、セブンの問題作みたいな展開の話もカメラワークも特撮も非常によく凝っている)をつい見てしまった勢いで、今までHDDに録っておいたのを一気に続けて見る。「自信とは、根拠のないものなんだよ」2回言ったー!!
 ガイナックスの方のもどんどん可笑しくなってきて出るたびに麦茶噴いてしまう。これで岡田斗司夫が濱田がっくんて絶対変w。こんな人たちだとは全く知らんで見てたなナディアは。(20160610)
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20160609

2016-06-09 | 矮小布団圧縮袋

〇昨日もまた音楽を聴いていていろいろな考えに囚われてぼうっとしてしまい、2時近くまでどうも眠れず、早番だから6時に起きて7:30頃出勤。
 昼は昨日の夜の残りでトマトソースソテーにアレンジしたのをタッパーにつめて弁当にしてきた。丼みたいで全然盛り方を気にしてない、浅漬けときくらげ佃煮つき(またお昼になるとふらふら現れるキイロイトリとカツオ人間であった)。
 夕方になるとさすがに意識が朦朧としてきた。19時頃には帰ることにする。

 本日のBGM:駅 / 徳永英明 (ETV「ミュージック・ポートレイト」6/9 22:00~)
 吉田鋼太郎×藤原竜也の第1夜という角度から蜷川追悼企画も交えて。なかなか意外な曲が出てくる。
 演劇系の人ってやっぱり声にインパクトありますな。他に、先週買い換えてからどんどんたまってくる留守録のHDDの映画等をチェックして見たりとかしているが、明日も早いので寝よう。(20160609)
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20160608

2016-06-08 | 矮小布団圧縮袋

〇…そんな悲報のため、昨夜のFMのつよしさんは後で聴くことにしました。どうか、スティーブ・エトウ先生やKenKenさんつながりのご縁に免じて許してくだされ。今日LIVEのDISCが出るのね。それで雑誌とかあちこちに出てるんだ。
 結局ずっとあれこれ聴きながら大量のTLを斜め読みしてぼうっとしていて、気づいたら朝の2時半という恐ろしい時間になっていた。こんな時間まで起きていて夜型生活でまだよかったのは、Soft Ballet借りて聴いてた20代の頃までである。(その後、専門の社会人生活が本格化してからは、夜眠れなかったとしても関係なく、すっかり朝起きないといけなくなってしまった。寝不足ですさんだ危険な心の状態を、BGMに溺れることで緩和してかわしながら過ごしていく日々となる。)というわけで今日も出勤。

 自分の場合、趣味の音楽や映画の話をする相手を同じ職場には作らず秘しており、それ以外の趣味の友人に話すか、この「別室」に書くくらいで、常々ひっそりとこっそりと生きている、と以前にも書いたとおりである。だから、昨日の夜は泣いたわけでなく、今日の昼間も心の中はともかく、仕事はずっと普通にしていた。
 しかし、夕方、デスクワークの休憩時に、掟ポルシェ先生のツイートを見た時は、ふっと気持ちがゆるんだ。まさにこのへんの音楽は我々には、どストライクなはずなので、えらくBright My Way押しの掟先生もさぞ悲しんでおられるだろうとは予想していたが、まさしく、モリケンさん追悼の熱い気持ちが文面にあふれている。昨日、先生はどうやら福岡にお仕事でいらっしゃったようだ。同じ市内の空の下にいて、悲しんでるんだ。読んでいてほんとに、やあ、そんなら一杯、これから居酒屋かどっかで、一緒に飲みたいですね、みたいな共感的な気分になる。心の中に秘めた気持ちがほころんだ瞬間、その時初めて、ちょっと目がうるっときた。
 それにしても森岡賢さんの「人脈」は凄いなと思いながら、改めてあれこれと音楽を聴いている。一種浮世離れした前衛的インパクトがあったもんな。日本の歌謡界の規模でなくてだいぶ世界標準だったが。「20年早く来過ぎた」どころか、先を行くモリケンさんに、20年25年かかっても日本が遅れていて、ついに追いつけなかったのだ、というべきだというツイートなんかも見たりする。

 BGM:Back Lush / Soft Ballet (「3 (drei)」)
 これを後輩に最初に借りた時は「えっ…これHaloみたい…」とDepeche Modeを先に聞いてる者としては思わずにいられなかったもので、同様にEarth Bornも正直Never Let Me Down Againかと(アレンジの音色とか聴くと、今でもやはりウケて少し笑ってしまう)。だがよく聴くと、この手のを「ここまでやっちゃう」こてこて徹底的センスと技量の日本のユニットというのはなかなか他になかったのではないかと思う(だいたいデペッシュ・モードおたく、という段階で自分なんかひっそりと日陰に深くもぐってたし)。YMOよりも当時の英国系のようにゴリゴリしていて次世代感に満ちており、まず遠藤さんのガチな男前の声だけでも反則である。Dave GahanとかDavid Sylvian系の低い(うちの親いわく「青大将声」の類にあたる)朗々たる耽美ボーカルと言われてもいた。
 それに、むしろ、こういうところからPOPやROCK等の一種の「本歌取りの手法」を学んで、その後はそういう興味でも音楽を聴けるようになって、単純な子供の頃とは違う聴き方ができるようになり、随分理解の幅が重層的に広がったようなところがある。そんな理由で、90年頃の日本のやつというと、自分の場合はBUCK-TICKでもBOOWYでもなくソフト・バレエが記憶に残ってるのかなと思う(L'Arcはその後随分後になってからだ)。(20160608)
(写真:回収自動販売機の集積場の前にいるキイロイトリ)



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