降雪の状態@18Jan2020

2020-01-21 09:47:47 | 雪の結晶撮影
 関東平野部に降雪があった18日、 前の日から屋外の車の中には雪の結晶撮影装置をセットアップしておいた、 また試料ステージとなる硝子板はビニール袋に入れて車の屋根に乗せておいた。 いずれも雪の結晶撮影に必要な機材を0℃以下に冷却しておく目的があっての事です。 

 しかし前日の天気予報では降雪は18日未明には始まり、 日中に掛けて降り続く予報となっていた。 だから、 AM2:30、 AM4:30 頃に外の様子を確認したが、 気温は +2℃程度で零下にはならず、 降雪も見られなかった。 それで、 雪の撮影は無理と判断して本格的に眠りについた。

 どうやら気象ニュースは大学入試センター試験の受験生への「降雪で交通機関の遅延にそなえろ」の呼びかけのバイアスがかかっていたのかもしれませんね。

 まあしかし、 AM10:00頃になると降雪が始まりました。 気温は高いものの、 牡丹雪ほどの大きなサイズでは無く、 小粒な雪のようです。 でも「ユラユラと舞い落ちる」と言うよりも、 「地面目指して一直線に落ちてくる」感のある降り方でした。 今までの経験では「重い雪、 綺麗な六華の結晶では無い」と予想される降雪の状態でした。


 「駄目な雪」を証明する目的で、 降雪を黒い上着で受けて、 デジカメを顕微鏡モードにして撮影しておきました。

 今日はもう大寒になった時期なのに、 暖かな日差しがたっぷりです。 シベリアでは永久凍土が溶け出すとか、 日本海に大雪を招く雪雲の列が見られないとか、 今までの大寒の季節とは異なる異常さを感じる気象変化です。 今シーズンの雪の結晶撮影はどうなる事やら・・・
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