ワゴンRの車室内部を撮影スタジオ化

2020-01-06 11:49:46 | DIY
 一昨日からの草津温泉への雪の結晶撮影行から帰ってから思いついた「ワゴンRの車室内部を撮影スタジオ化」。 なんでそんな事を考え始めたかを記そう。

 従来の草津温泉への撮影行では従来はYHに泊まらせて貰って、 建物の軒下に設置された喫煙スペースのテーブルの上に撮影装置を設置した。 その場所は西面を建物の壁面で完全に守られ、東側は駐車場に面して開放された空間が広がっていた。 だから、 硝子板の試料ステージを手にして数歩歩けば降雪を拾い、 テーブル上の撮影システムに試料ステージを挿入して、 安心してカメラ操作に専念出来た。

 今回はYHへの宿泊が叶わず、 屋外に駐車した車のハッチバックドアを跳ね上げ(Top写真)、 その車室の後部に撮影システムを置いて撮影を行った。 これはまあ道路際に車を止めて雪の撮影を行う場合の常態なのですがね。(佐野坂や鹿島槍スキー場の上部駐車場などでの撮影)


今迄の車室内部での撮影装置設置状況


 この写真を見て頂くと撮影装置を置いた簀の子板には吹き込み散らばった雪が見えるでしょう。 これでも左側には緑のビニールシート、 右には半透明のシートをぶら下げて雪の吹込みを遮る努力をした結果です。 写真の程度のシートの設置では強い風の場合、 風に煽られてシートを固定している目玉クリップ程度の物ではクリップごと吹き飛ばされてしまいました。

 昨日の草津撮影行での天気予報では風速2~3mの予測でしたが、 現地では時により車体が揺すぶられるほどの強風が吹き、 木々に積もった雪や地表面の積雪を吹き散らす風が吹いたのでした。

 草津での撮影を終えて帰宅途中の走行中から、 風への対策をあれこれ考え始めました。 そして一晩、 今日は朝食後から車の所に行き頭の中で考えた方法の実現可能性を確認してみました。


 それは助手席を倒した部分を椅子にし、 後部座席空間に撮影システムを置くものです。


 確認すべき項目が幾つかあります。

1. 助手席面に座り込む事が出来るか?

 可能、 助手席を思い切り前にずらす。
 座面とする部分に補強材を置く必要あり。

2. 撮影行に必要な機材が積み込むスペースに問題ないか?

 一人だけなら車中泊の装備も含めて積み込み可能と判断する。


黄色Box:撮影機材収納、 オレンジ:タイヤチェーン収納ケース


 完全にドアを閉め切った空間にしたら、 発熱源としてのカメラマンの影響で車室内部温度の上昇は避けられない。 その対策を考える必要が有るだろう


 以上の赤字で表した2点への対策だが、 

1点目の項目は板材の加工で簡単に処理可能、
2点目に対しては後部ドアを適量跳ね上げ、 出来た隙間にはプラスチック網材を置いて、 空気は通すが、 雪の吹込みは阻止する。 そんな方法を試みようと考えている。

 これが上手く機能するか? やってみなくちゃ判らないが、 暇つぶしの良いDIYの対象になるでしょう。

 今月下旬~2月初旬の間には再度、 草津に出かけたくなる気象条件が現れるだろうから、 そうノンビリとはせずに、 直ぐに取り掛かろうとおもいます。

 もう一つ大事な事を忘れてた。 撮影システム全体の水平を出す必要がありました。
結晶片を載せた硝子板の試料ステージ、 これはプラスチック板で作られた試料ステージベースに乗せて、 軽い力で自由に滑り動く様にしてあるのですが、 両者の間に雪や水滴が乗り、 最悪の場合結氷すると、 試料ステージのがラス板が傾斜に応じて勝手に滑り動いてしまうのです。 今回は簀の子板の下に軍手を挟み込み、 水平を出す努力をしました。 

 出来たら、 撮影システムに三本のネジ足を組み込み水平を出せる様にしようと思うのです。

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