勿論、買いましたよ。
但しネット購入なので、届いたのは発売日翌日の7月15日。 何度も読み返していて、書くのが遅くなってしまった 。。。
今回は言葉が多く、その分、TVドラマにはない〝心理描写〟が深く豊かに展開されています。
そして、途中から千嘉のように描かれていた生前の貴恵の顔が、元々の姿に戻りつつあります。
「この体は万理華に返さなきゃいけない 大好きな家族と離れたくないけど それが万理華の体を奪ってもいい理由にはならない 私が万理華の体に残り続ける未練……圭介への心配」と苦悶し、「万理華が帰ってきたとき ちゃんと迎えてあげられるようにしておこうって」と万理華の母親 千嘉に言う万理華になった貴恵。
「貴恵さん…わかってないはずないでしょ 万理華に体を戻す…その意味……」と心の中で呟く万理華の母親 千嘉。
蓮司の祖母に「あんたが本当に奥さんにとっても最愛の夫ならなおさら 死んだ奥さんにまで甘えた奇跡を望むなどとこれ以上苦しめないでほしいね」と言われても、千嘉に頼んで思いっきり平手打ちしてもらっても尚、万理華の身体を借りて貴恵が帰って来た奇跡を大切にしたいと思い、それでも、忙しい仕事に自ら志願して心を紛らわしながら、様々な登場人物から影響を受けることで貴恵と同様に心を決めていくが、やや考え方がチグハグで、貴恵ともぎこちなくなってしまう圭介。
91話における圭介と貴恵との接点、かつて仕事をしていた貴恵が圭介の企画を様々な面で後押しする姿、急に仕事先との会食が入って食べられなかった自作弁当を、仕事が忙しくて朝から食べていなかった圭介が「嬉しいなあ…本当に嬉しい……幸せだ」と食べるシーン、そしてそのラストで「いつも作ってもらってた弁当 これからはもう作らなくていいぞ」と言葉にした圭介、これを受けた万理華になった貴恵の心情を考えると切ない。
「その人を愛しているから その人が 消えるかもしれないことをする……」残酷さ。
そして、いよいよ打ち明けた「もう貴恵を…拒絶するしかない…距離を置いて置き続けて…貴恵が戻ってこなかったように生活する…」という策を、好美に「間違っている」と注意される圭介。
最終頁に書かれた好美の提案がどのようなものなのか、このチグハグさを回避して、貴恵にとっても万理華にとっても良い道になるのか、確実に最終話へと近付いていることを感じながら、13巻を待ちます。
但しネット購入なので、届いたのは発売日翌日の7月15日。 何度も読み返していて、書くのが遅くなってしまった 。。。
今回は言葉が多く、その分、TVドラマにはない〝心理描写〟が深く豊かに展開されています。
そして、途中から千嘉のように描かれていた生前の貴恵の顔が、元々の姿に戻りつつあります。
「この体は万理華に返さなきゃいけない 大好きな家族と離れたくないけど それが万理華の体を奪ってもいい理由にはならない 私が万理華の体に残り続ける未練……圭介への心配」と苦悶し、「万理華が帰ってきたとき ちゃんと迎えてあげられるようにしておこうって」と万理華の母親 千嘉に言う万理華になった貴恵。
「貴恵さん…わかってないはずないでしょ 万理華に体を戻す…その意味……」と心の中で呟く万理華の母親 千嘉。
蓮司の祖母に「あんたが本当に奥さんにとっても最愛の夫ならなおさら 死んだ奥さんにまで甘えた奇跡を望むなどとこれ以上苦しめないでほしいね」と言われても、千嘉に頼んで思いっきり平手打ちしてもらっても尚、万理華の身体を借りて貴恵が帰って来た奇跡を大切にしたいと思い、それでも、忙しい仕事に自ら志願して心を紛らわしながら、様々な登場人物から影響を受けることで貴恵と同様に心を決めていくが、やや考え方がチグハグで、貴恵ともぎこちなくなってしまう圭介。
91話における圭介と貴恵との接点、かつて仕事をしていた貴恵が圭介の企画を様々な面で後押しする姿、急に仕事先との会食が入って食べられなかった自作弁当を、仕事が忙しくて朝から食べていなかった圭介が「嬉しいなあ…本当に嬉しい……幸せだ」と食べるシーン、そしてそのラストで「いつも作ってもらってた弁当 これからはもう作らなくていいぞ」と言葉にした圭介、これを受けた万理華になった貴恵の心情を考えると切ない。
「その人を愛しているから その人が 消えるかもしれないことをする……」残酷さ。
そして、いよいよ打ち明けた「もう貴恵を…拒絶するしかない…距離を置いて置き続けて…貴恵が戻ってこなかったように生活する…」という策を、好美に「間違っている」と注意される圭介。
最終頁に書かれた好美の提案がどのようなものなのか、このチグハグさを回避して、貴恵にとっても万理華にとっても良い道になるのか、確実に最終話へと近付いていることを感じながら、13巻を待ちます。