ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

病院至近の有難味 と 初体験の景色

2019-05-16 00:11:56 | 日記
さてさて、今回は5月12日のブログの続きを。

THE YELLOW MONKEY “I don’t know” を気持ちよく弾きまくり、黒霧を概ねストレートで飲みまくり、泥酔に伴う空腹感を満たすべく思う存分食べまくり、就寝した後日談です。


翌朝は、右足の親指の付け根が痛みを伴い腫れていました。 「まー1日経ちゃ治るだろう」。

高をくくり、迎えた翌々朝。 治るどころか悪化していたのです。 「もしかしたら」 と、考えたくないことを考えつつネット検索すると、やはり アレ らしい 。。。


病院へ電話をして、洗濯ものをベランダに干し、電話で行きつけの床屋の混み具合を確認した上で、いざ出発。 こんなとき、病院至近という環境は有難いものです。

足を引き摺って辿り着き、待合へ。 GW が明けて間がないため、待たされることは覚悟している。


靴を履いた足は断続的に痛みを増す。 かつて酔っ払った挙げ句、太もも前部の筋膜が露出する怪我を負ったまま、ベッドに血溜まりを作りながら平気で熟睡するほど鈍感な身でも、思わず顔をしかめる辛さに耐えること2時間。

名前を呼ばれ、診察室に入って若い男性医師の問診を受ける。 その後、レントゲンと血液検査を済ませ、更に1時間待って診察室で医師と再会。


結果は ・・・ やはり “痛風(!)” でした ・・・ とほほ。  かつて大学で学んだので知識はあるけど、これほど痛いとは。

思い当たる原因を問われ、GW から続く連日の暴飲暴食、一昨日の常軌を逸した飲酒 及び カロリー摂取を正直に話すと、医師は絶句。


先ずは消炎鎮痛し、2週間後の経過を見て、治療薬(尿酸生成抑制剤)を検討するそうな。 僕は次回までの禁酒と節制を約束し、精算して外へ。


痛風という初体験に意気消沈する一方、嬉しい初体験もありました。 検査の際、医師が車椅子利用を提案し、何と女性の看護師さんが付き添い押してくれたのです。

車椅子からの目線は低く、それだけで新鮮。 複数の診療科の前を通る度、待合患者の視線が一斉にこちらへと集中した直後、一斉に目を逸らす、という現象が面白い。


「病院への行き来は徒歩なのに・・・」などと永遠の矛盾を抱えながら、その看護師さんには何度も感謝の気持ちを言葉にして伝えました。

立ち寄った調剤薬局は新しく綺麗で接遇も優しい。 服薬指導をする女性の薬剤師に恐るべき不摂生の実態と自分も薬剤師であることを暴露すると、一緒に爆笑です。


そのまま足を引き摺り、そのまま自宅とは逆方向へ。 だって、どうしても床屋へ行きたかったんだもん。 マスターと馬鹿話をするのが楽しみだから。

散髪しながら、マスターと T さんと自虐ネタで盛り上がった。 この病気は誰も同情してくれないのだ。


そして、いよいよ自宅への帰り道。 途中の T 字路で、ヤマト便のトラックが僕の通過を待っている。 運転席を見上げると、配送で来てくれる若い男性だ。 いつもの笑顔で、心配そうに見守ってくれている。

普段なら床屋から徒歩3分の道程を倍以上かけて帰宅。 今日から僕は家にいることにしよう。 酒をやめ、ネットスーパーで野菜を多く注文して、健康的な生活を送ることにしよう。 そうそう、水も大量に飲まなきゃね。




お陰様で既に腫れも痛みも収まり、“有難い” の意味を噛み締めながら日々、感謝の気持ちを忘れない今日この頃です。








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