風薫る五月。
風に乗ってかすかに流れくる山藤の香りを搔き消す濃醇なこの香りは・・・
はい、湖国の至宝「鮒ずし」でございます。
もちろん腹中にあるのはどす黒い陰謀ではなく、黄金色の腹子。
そして次なる小皿には「小鮎の飴炊き」。
この郷土色満載の肴に合わせるのは・・・。
もちろん「琵琶の長寿」。
琵琶湖の恵みをたっぷりと頂いて、今週も寿命が延びた管理人でございます。
ついこないだまでは、ほこほこと燗酒を飲んでいたのに、今宵は涼冷えの純米酒ですっきり冷ややかに。
季節はどんどん巡って、また夏が来る。
夏だ!夏だ!
楽しみ楽しみ。
そんな涼やかに酒精のまわった酔眼で日本海の窓(磯水槽)を眺めると。
なにかを訴えているカニちゃんと、それを見降ろすヤドカリたち。
別に争ってるわけではなさそうだけれど、なんとなく「さるかに合戦」の挿絵みたいな絵面だったので、スナップを一枚。
令和も平和だ!みーばい亭。
とはいうものの、外に目を転じると、情報合戦だ貿易合戦だと姦しいことで。
なんの意味があるのか知らんけど高価なミサイルを乱射する小国も鬱陶しいし・・。
東西冷戦が終わって、まだいくらも経っていないのに、あのおっさんらはまた天下分け目の大戦をはじめるつもりかな?
やれやれ、ホモ・サピエンスの為政者っていうのは、さるかに・・もとい、やどかに以下の低脳ですな。
あ、大脳のない甲殻類に劣るのなら低脳どころか無脳か。
無脳は無能に通じるしね(酔爆)