goo blog サービス終了のお知らせ 

Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ボフスラフ・マルティヌーの3つの歌曲H.197とヴォカリーズ=エチュードH.188を聴く

2011-04-08 06:26:12 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日は飲み会があったため、ウォーキングを休みました。
昨日聴いたのは、1890年生まれのマルティヌーの歌曲である。
3つの歌曲H.197は1930年(1931年という表記もある)に作曲された。
そしてヴォカリーズ=エチュードH.188は1930年に作品である。
今回聴いたCDは、オルガ・チェルナーのメゾ・ソプラノ、
イトカ・チェホヴァーのピアノの演奏によるものである。
3つの歌曲H.197は1913年に出版されたアポリネールの詩の中の「曲芸師」を
歌詞に使った短い曲であり、おどけたようなピアノの伴奏に乗り、
ソプラノが歌う旋律は怪しい感じをただよわせている。
ヴォカリーズ=エチュードH.188は、ピアノ伴奏により、
ソプラノが歌詞のないヴォカリーズにより歌う曲で、
パリで生活した時期であるからだろうフランス的な旋律である。

ボフスラフ・マルティヌーの歌劇「ミランドリーナ」からサルタッレロH.346Aを聴き三枚町から西谷まで

2011-04-07 04:06:36 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、マルティヌーのサルタッレロH.346A。
この作品は1953年から1954年の間に作曲された作品で、
歌劇「ミランドリーナ」の中の一曲である。
今回聴いたCDは、フランティシェク・イーレク指揮、
ブルノ国立歌劇場フィルハーモニー管弦楽団の演奏である。
弦楽器で奏される旋律はイタリアのサルタッレロ風であるが、
一方で交響曲にみられるようなマルティヌーらしさが随所に溢れている。
リズミカルに変化をつけながら、明るく陽気な音楽が展開される。
全体で盛り上がりをみせたところで、最後軽快に終わる。

ボフスラフ・マルティヌーの歌劇「3つの願い」からの交響的間奏曲H.175Aを聴き三枚町から西谷まで

2011-04-06 03:34:04 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、マルティヌーの交響的間奏曲H.175A。
1929年に作曲された歌劇「3つの願い」からの一曲である。
今回聴いたCDは、フランティシェク・イーレク指揮、
ブルノ国立歌劇場フィルハーモニー管弦楽団の演奏である。
冒頭から荒々しい感じで始まり、打楽器と金管楽器が活躍する。
そのあと木管楽器中心に展開される部分はマルティヌーらしいところだ。
そして弦楽器と金管楽器により高揚した感じになり、
それが静まると弦楽器がリズミカルに旋律を奏で、小太鼓など打楽器が絡み、
緊張感のある音楽が展開されていき、途中木管楽器による牧歌的な部分を経て、
再び小太鼓が鳴り響く中、ホルンの吹奏のあと弦楽器とトランペットが、
リズミカルに主題を繰り返しながら、徐々に盛り上がりながら、
最後金管楽器と打楽器を中心にトッティで悲劇的な感じで終わる。

ボフスラフ・マルティヌーの「橋の上の喜劇」からの小組曲H.247Aを聴きながら三枚町から西谷まで歩く

2011-04-05 05:02:54 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
今回からは1890年生まれのマルティヌーの作品についてしばらく触れていく。
途中聴いたのは、「橋の上の喜劇」からの小組曲H.247Aである。
この作品は1935年にニューヨークで作曲された。
今回聴いたCDは、フランティシェク・イーレク指揮、
ブルノ国立歌劇場フィルハーモニー管弦楽団の演奏である。
トランペットがファンファーレ風に吹き、これに弦楽器が応える。
そのあとは行進曲風のリズムに乗って、ピアノや弦楽器、
そして木管楽器が絡みながら、軽快で愉快な音楽が奏される。
トランペットのファンファーレが鳴り、そのあとは弦楽器により
叙情的でゆったりとした旋律が奏でられ、やがて木管楽器などが絡んでいく。
再びトランペットのファンファーレが鳴ると、明るく軽快な民謡風の音楽になる。
その明るい感じの中で、5分ほどの短い小組曲はあっさりと終わる。

アルフレッド・ヒルの弦楽四重奏曲第3番イ短調「謝肉祭」を聴く

2011-04-04 06:02:51 | 古典~現代音楽その他の地域編
昨日はウォーキングを休みました。
その他の地域編については、今回で終わりにします。
途中聴いたのは、1869年ニュージーランド生まれのヒルの作品。
弦楽四重奏曲第3番イ短調「謝肉祭」は、1912年に作曲された。
今回聴いたCDは、ドミニオン四重奏団の演奏による。
第一楽章「路上で」は、軽快で生き生きとした主題が奏され、
もう一つ穏やかで牧歌的な感じの主題が奏される。
これら二つの主題が展開部では変形されていくが、
旋律はロマン派的でドヴォルザークを想起させる感じだ。
再現部を経て最後は静かに消え入るようにして終わる。
第二楽章アンダンティーノは、ゆったりとしたテンポで、
ヴァイオリンが歌うように叙情的な旋律を奏でていく。
それは美しい旋律で、どこか懐かしい感じもする。
第三楽章スケルツォは、ヴァイオリンがかわいいらしい感じの旋律を
リズミカルに奏で、もう一つは牧歌風で生き生きとした旋律が奏でられ、
二つの旋律が交互に現れて、最後は冒頭の主題が奏されて終わる。
第四楽章終曲は、舞踏的で軽快な主題が奏されて始まる。
もう一つは叙情的な旋律で、徐々に躍動的な感じになる。
ユニゾンで旋律が奏される部分もあり、変化をつけながら、
冒頭の旋律ともう一つの旋律が繰り返し交互に現れ、
軽快に盛り上がりをみせながら、最後は堂々とした感じで終わる。

なお、今回までとりあげたその他の地域編のCD等の情報は、
以下のアドレスの各分野のところで赤字NEWで示してあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/ongaku-kenkyu.html
参考にしていただければ幸いです。