今回は1843年ノルウェー生まれのグリーグの作品で、
1877年から1878年に作曲された弦楽四重奏曲第1番ト短調作品27を聴く。
今回聴いたCDは、ソルヴェ・シーゲルランと、
アトレ・スーポンベルグのヴァイオリン、
ラーシュ・アネシュ・トムテルのヴィオラ、
トゥルルス・モルクのチェロによる演奏である。
第1番であるが、他は未完成のため、
完成された弦楽四重奏曲はこれしかない。
第1楽章ウン・ポコ・アンダンテ-、
アレグロ・モルト・エド・アジタートは、ソナタ形式で、
深い悲しみに満ちたような重々しい旋律で始まる。
そして速い動きの旋律の中でほとばしる感情が露出する。
対照的で明るい長調の旋律も現れるが、
楽章の中では短調が支配的であり、
それは展開部に入っても変わらない。
最後のところの盛り上がりはなかなかいい。
第2楽章ロマンツェ:アンダンティーノは、
ゆったりと歌うような旋律で始まる。
旋律は各楽器で引き継いでいくが、
明るく生き生きとした感じは前楽章とは対照的である。
最後も静かにそして穏やかに終わる。
第3楽章インテルメッツォ:アレグロ・モルト・マルカートは、
力強く悲壮的な旋律で始まり、第1楽章と同じト短調の調性である。
なので、最初の楽章に戻った感じになる。
中間部がノルウェー民謡風の舞曲で北欧らしさが出てくる。
それもつかの間、再び冒頭の旋律に戻り、
最後は中間部の旋律も現れ、力強く終わる。
第4楽章フィナーレ:レント-プレスト・アル・サルタレッロは、
冒頭は重々しくゆったりと始まる。
やがてプレストの部分に入ると軽快なサルタレッロになる。
これから先はなかなか聴き応えのある展開になる。
狂乱的なサルタレッロの舞曲が、リズミカルに奏でられ、
各楽器のやりとりの中で、変形されて盛り上がっていく。
最後はいったん冒頭のような重々しさが現れるが、
すぐにサルタレッロの旋律で盛り上がり、力強く終わる。
1877年から1878年に作曲された弦楽四重奏曲第1番ト短調作品27を聴く。
今回聴いたCDは、ソルヴェ・シーゲルランと、
アトレ・スーポンベルグのヴァイオリン、
ラーシュ・アネシュ・トムテルのヴィオラ、
トゥルルス・モルクのチェロによる演奏である。
第1番であるが、他は未完成のため、
完成された弦楽四重奏曲はこれしかない。
第1楽章ウン・ポコ・アンダンテ-、
アレグロ・モルト・エド・アジタートは、ソナタ形式で、
深い悲しみに満ちたような重々しい旋律で始まる。
そして速い動きの旋律の中でほとばしる感情が露出する。
対照的で明るい長調の旋律も現れるが、
楽章の中では短調が支配的であり、
それは展開部に入っても変わらない。
最後のところの盛り上がりはなかなかいい。
第2楽章ロマンツェ:アンダンティーノは、
ゆったりと歌うような旋律で始まる。
旋律は各楽器で引き継いでいくが、
明るく生き生きとした感じは前楽章とは対照的である。
最後も静かにそして穏やかに終わる。
第3楽章インテルメッツォ:アレグロ・モルト・マルカートは、
力強く悲壮的な旋律で始まり、第1楽章と同じト短調の調性である。
なので、最初の楽章に戻った感じになる。
中間部がノルウェー民謡風の舞曲で北欧らしさが出てくる。
それもつかの間、再び冒頭の旋律に戻り、
最後は中間部の旋律も現れ、力強く終わる。
第4楽章フィナーレ:レント-プレスト・アル・サルタレッロは、
冒頭は重々しくゆったりと始まる。
やがてプレストの部分に入ると軽快なサルタレッロになる。
これから先はなかなか聴き応えのある展開になる。
狂乱的なサルタレッロの舞曲が、リズミカルに奏でられ、
各楽器のやりとりの中で、変形されて盛り上がっていく。
最後はいったん冒頭のような重々しさが現れるが、
すぐにサルタレッロの旋律で盛り上がり、力強く終わる。
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