Mars&Jupiter

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エドヴァルド・グリーグの「私が歌声を聴くとき」と「ばらに囲まれて」を聴く

2023-09-07 05:31:08 | エドヴァルド・グリーグの作品
今回は1843年ノルウェー生まれのグリーグの作品で、
1869年から84年にかけて作曲されたロマンス集、
(古いのと、新しいのと)作品39の6から、
「私が歌声を聴くとき」と「ばらに囲まれて」を取り上げる。
第6曲「私が歌声を聴くとき」の演奏は、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウのバリトン、
ハルトムート・ヘルのピアノ伴奏によるものである。
歌詞の原詩はハイネによるもので、
このCDではそのハイネによる詩で歌われている。
揺れ動く激しい感情の動きを、
ピアノの伴奏と歌でうまく表現している。
第4曲「ばらに囲まれて」の演奏は、
キルステン・フラグスタートのソプラノ、
管弦楽付きの伴奏となっている。
歌詞はヤンソンによるもので、
子ども亡くした母親の嘆きが歌われている。
だから終始この歌は悲しみに溢れている。

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