Mars&Jupiter

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「カトゥリ・カルミナ」を聴きながら、二俣川から三ツ境まで歩く

2007-11-24 21:46:29 | カール・オルフの作品
昨日は二俣川から三ツ境駅まで歩きました。
途中聴いたのはオルフの「カトゥリ・カルミナ」である。
演奏はスメターチェクが指揮するCDで、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団と合唱団によるものだ。
私が高校時代にこの作品に初めてめぐりあったのが、
3枚組のレコードで発売されていたこの演奏だった。
「カトゥリ・カルミナ」については3回に分けて触れる。
今回はプロローグについて触れる。

プロローグの部分は、全体の1/3を占めて長いが、
オルフ独特の強烈なリズムが印象的である。
最初に歌われる「永遠の時を(Eis aiona!)」は、
このプロローグの中で何度も繰り返される。
「カトゥリ・カルミナ」は1943年に作曲された。
「カルミナ・ブラーナ」とは違い、
ここでの伴奏は4台のピアノと打楽器群である。
その活躍も主にこのプロローグでみられる。
ストラヴィンスキーの「結婚」を想起させるように
合唱にも、より前衛的な感じがでている。

ところでそのスメターチェク指揮のCD、
高校時代のときにも聴いて、気になった箇所だが、
「時よ、時よ、恋の時など寝室の中にはない
(Tempus,tempus,tempus amoris xubiculum non est)」
と歌う11分8秒あたりのところで、
男性合唱の中の一人が1小節早く出てしまう。
CD化されてもそれは変わらなかった。
こんな失敗がしっかり残ってしまうので、録音は怖い。

なお、ホームページはいろいろ事情があって
そのまま当分変えないことにしました。

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