Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジェフリー・ブッシュのコンソート・ミュージックを聴く

2012-11-07 06:11:01 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1920年生まれのジェフリー・ブッシュの作品。
ロンドン生まれの彼は、8歳の時にソールズベリー大聖堂の聖歌隊に入った。
この時ジョン・アイアランドに師事したようだ。
オックスフォード大学のベリオール・カレッジなどで学び、。
その後オックスフォード大学やロンドン大学で教え、
作曲家としては2つの交響曲や5つのオペラをはじめ、
教会音楽や歌曲などを作曲したようである。
コンソート・ミュージックは1989年に作曲された。
今回聴いたCDの演奏はデーヴィッド・ロイド=ジョーンズ指揮、
イギリス・ノーザン・フィルハーモニアによるもの。

第一曲無言歌は、チェロが優しく歌うように旋律を奏で、
ヴァイオリンがそれを引き継いでいき、最後静かに終わる。
第二曲ワルツは、低弦がワルツのリズムを刻み、
ヴァイオリンが歌うように旋律を奏でていく。
優雅な感じを思わせ、最後は軽快に終わる。
第三曲バラードは、低弦のゆったりとした伴奏の上で、
ヴァイオリンが歌うように甘い旋律を奏でていく。
第四曲カプリースは、ピチカートにより旋律を奏でて始まり、
かわいらしい感じのする短い曲である。
第五曲子守歌は、ヴァイオリンが歌うように旋律を奏でて始まる。
なつかしさを感じさせるようなその旋律は、低弦にも引き継がれ、
最後は眠りを誘うかのようにしてそっと終わる。
第六曲終曲は、舞曲風の旋律がヴァイオリンにより奏でられる。
流れるように速いテンポで奏でられ、最後は力強く終わる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エドワード・グレグソンの管... | トップ | ロバート・ドッカーの「モダ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

古典~現代音楽イギリス編」カテゴリの最新記事