Mars&Jupiter

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マルコム・アーノルドの交響曲第9番作品128を聴く

2018-09-24 06:24:02 | 古典~現代音楽イギリス編
今回は1921年イギリス生まれのマルコム・アーノルドが、
1986年に作曲した交響曲第9番作品128を聴きました。
今回聴いたCDはアンドリュー・ペニー指揮、
アイルランド国立交響楽団の演奏である。
第一楽章ヴィヴァーチェは、弦楽器による明るい旋律で始まる。
そして金管楽器が旋律を奏で、フルートなど木管楽器に引き継がれる。
それぞれの楽器に引き継がれながら曲は進行していく。
最後は金管楽器と打楽器で盛り上がって終わる。
第二楽章アレグレットは、フルートなど木管楽器中心に始まる。
そのゆったりとした素朴な旋律は弦楽器に引き継がれ、
木管楽器と弦楽器の間で旋律は交互に引き継がれていく。
それがしばらく続いた後、今度は金管楽器と弦楽器、
木管楽器の間で旋律を引き継ぎ、最後は静かに終わる。
第三楽章ジュビローソ(歓喜に満ちて)は、
打楽器と金管楽器で力強く始まる。
明るく楽しい感じの旋律は金管楽器から、
弦楽器や木管楽器にも引き継がれ、
それぞれが交互に旋律を引き継いでいく。
フーガ風の展開を続けていき、最後は静かに終わる。
第四楽章レントは、弦楽器により重々しく始まる。
奏でられる旋律はやや悲哀な感じを漂わせている。
時々ティンパニの音で盛り上がることもあるが、
基本は弦楽器中心に進行し、それにホルンやトランペットの音、
木管楽器の音が絡み、重々しく曲は進行していく。
そして金管楽器が鳴り響く部分がしばらく続いたあと、
再び弦楽器のみになり、最後は静かに終わる。

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