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エドワード・グレグソンの管弦楽のための協奏曲を聴きながら、西谷から三枚町まで歩く

2012-11-06 06:03:03 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日は西谷駅から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは1945年生まれのグレグソンの作品。
タインアンドウィア州にある港湾都市であるサンダーランドに生まれた彼は、
1963年から1967年まで王立音楽アカデミーで学び、
アラン・ブッシュに師事し、作曲で5つの賞を受賞したようだ。
それ以後、管弦楽曲や室内楽曲、合唱曲、劇場音楽、
映画音楽など、幅広い分野の作品を委嘱を受けて作曲し、
1996年から2008年にかけてはマンチェスターにある
王立ノーザン音楽大学で学長を務めたようだ。
管弦楽のための協奏曲は1983年に作曲された。
同年エイドリアン・リーパーの指揮で初演されたようである。
今回聴いたCDの演奏はダグラス・ボストック指揮、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団によるもの。

第一楽章イントラーダ(威風堂々と)は、
4つの音型をホルンが奏でて始まる。
やがて金管楽器と打楽器が加わり荒々しくなり、
ファンファーレ風の音楽はダイナミックに展開される。
中間部のハープと木管楽器に始まる叙情的な部分を経て、
弦楽器によるシリアスな感じの部分に入り、
金管楽器と打楽器が加わって、最初の4つの音型が現れて終わる。
第二楽章哀歌(ゆっくりと思慮深く)は、
木管楽器によるゆったりとした思いつめたような感じの旋律で始まる。
ハープと弦楽器も絡み、フルートやオーボエが歌うように旋律を奏でていく。
やがて打楽器や金管楽器が加わり、激しさを増して盛り上がり、
静まったあとティンパニの音が残り、再び木管楽器と弦楽器による部分となり、
フルート・ソロやクラリネット・ソロが活躍する部分を経て、
最後は弦楽器とフルートで静かに消え入るように終わる。
第三楽章トッカータ(速くそしてリズミカルに)は、
打楽器が軽快なリズムを叩いて始まる。
弦楽器と金管楽器が軽快でリズミックな旋律を奏でていく。
最後は第一楽章冒頭の4つの音型が現れて終わる。

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