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アントニオ・デ・リテレスの歌劇「アシスとガラテア(Asis y Galatea)」を聴く

2012-02-27 05:42:29 | バロック音楽声楽曲・合唱曲編
昨日も発表会の手伝いのため、ウォーキングを休みました。
昨日聴いたのは1673年生まれのリテレスの作品。
歌劇「アシスとガラテア(Asis y Galatea)」は、
1708年マドリードで初演された2幕の歌劇のようだ。
ギリシア神話の中のガラテア(ガラティア)とアシス(アーキス)の話で、
恋に落ちた二人を嫉妬し、ポリュペーモスが巨石を投げつけ、
アシスを殺してしまう話で、彼の流れる血がエトナ山を流れる川となった。
CDはこの全曲盤の抜粋となっているので、聴いたのは一部となる。
聴いたCDはエドゥアルト・ロペス・バンゾの指揮およびチェンバロ、
アル・アイレ・エスパノールの演奏によるもの。
冒頭からカスタネットが鳴り響き、スペイン的な響きである。
舞踏的な音楽が終わるとレシタチーヴォとアリアの部分が2つ続き、
2つ目の曲はバロック的な響きの中にカスタネットが鳴り響く。
その次のアリアは牧歌的な雰囲気の中で歌われ、
続くレシタチーヴォとアリアの部分までが女声による歌である。
最後の曲はギターの音とともにカスタネットが鳴り響き、
男声の歌が歌われるが、何かフラメンコ的な感じのところが興味深い。

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