Mars&Jupiter

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エウヘニオ・トゥサイントの即興的ピアノのための協奏曲より第二楽章ラルゴを聴く

2012-09-07 06:35:43 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1954年にメキシコで生まれた
エウヘニオ・トゥサイント(Eugenio Toussaint)の作品。
彼はジャズ・バンドのピアニストとして活動し始め、
のちにロサンジェルスのカリフォルニアで音楽を学んだ。
1982年から1983年の間は歌手のポール・アンカや
トランペット奏者のハーブ・アルパートと共演したようだ。
その後、メキシコシティーに戻り、作曲活動も始めたようだ。
昨日聴いた曲は1978年に作曲された即興的ピアノのための協奏曲である。
この作品の中から第二楽章ラルゴがこのCDにおさめられているが、
これは彼の妻であるアリシアに捧げられている。
聴いたCDはアレックス・ブラウンのピアノ、アロンドラ・デ・ラ・パーラ指揮、
フィルハーモニック・オーケストラ・オブ・ジ・アメリカズの演奏による。
弦楽器によりロマンティックな旋律が奏でられ、
独奏ピアノが入り管弦楽と絡み合っていく。
ジャズ奏者として活躍していた作曲家の作品であるからこそ、
そこにはジャズ音楽からの影響が強く感じられる。

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