今日は1843年ノルウェー生まれのグリーグの作品で、
1869年から84年にかけて作曲された「悲歌的な詩」作品59より
第2曲「ノルウェーのはげ山にて」と
第3曲「ある人Ⅰ」と第4曲「ある人Ⅱ」の3曲を聴いた。
今回聴いたCDは、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウのバリトン、
ハルトムート・ヘルのピアノ伴奏によるものである。
歌詞はヨン・パウルセンの詩によっている。
第2曲「ノルウェーのはげ山にて」は、
CDでは「松の木(Der Fichtenbaum)」というタイトルになっている。
原詩はハイネのようで、内容的にも酷似しているようである。
違うのはノルウェーのはげ山の上でという言葉が入っている点だ。
ピアノの伴奏に乗って歌が入るが、悲しげな感じである。
第3曲「ある人Ⅰ」は、別れの歌である。
女性の若さを春に象徴し、男性の老いた年が秋に象徴され、
両者が一緒となることはなく、かなわぬ恋であり、
別れしかないというせつない内容の曲である。
第4曲「ある人Ⅱ」は、激しい恋の気持ちが、
伝わってくる短い曲である。
1869年から84年にかけて作曲された「悲歌的な詩」作品59より
第2曲「ノルウェーのはげ山にて」と
第3曲「ある人Ⅰ」と第4曲「ある人Ⅱ」の3曲を聴いた。
今回聴いたCDは、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウのバリトン、
ハルトムート・ヘルのピアノ伴奏によるものである。
歌詞はヨン・パウルセンの詩によっている。
第2曲「ノルウェーのはげ山にて」は、
CDでは「松の木(Der Fichtenbaum)」というタイトルになっている。
原詩はハイネのようで、内容的にも酷似しているようである。
違うのはノルウェーのはげ山の上でという言葉が入っている点だ。
ピアノの伴奏に乗って歌が入るが、悲しげな感じである。
第3曲「ある人Ⅰ」は、別れの歌である。
女性の若さを春に象徴し、男性の老いた年が秋に象徴され、
両者が一緒となることはなく、かなわぬ恋であり、
別れしかないというせつない内容の曲である。
第4曲「ある人Ⅱ」は、激しい恋の気持ちが、
伝わってくる短い曲である。