Mars&Jupiter

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エドゥアルト・トゥビンの「エストニアのモチーフによるシンフォニエッタ」を聴き、片倉町から和田町まで

2010-08-18 05:10:37 | 古典~現代音楽バルト3国編
昨日は片倉町から和田町まで歩きました。
途中聴いたのは1905年生まれのトゥビンの作品である。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
「エストニアのモチーフによるシンフォニエッタ」は、
1940年に作曲され、同年に初演された。
聴いたCDはネーメ・ヤルヴィ指揮、エーテボリ交響楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・ヴィヴァーチェ・エ・グラツィオーソは、
冒頭にオーボエ・ソロで奏される第一主題が、
他の楽器に受け継がれ繰り返される。
この流れるようで軽快な第一主題とは対照的で、
第二主題はヴァイオリンで奏される叙情的な旋律である。
そのあと第一主題が変形され、続いて第二主題が展開される。
そして第一主題が登場し、そのあとは静かに終わる。

第二楽章オスティナート:ラルゴは、ホルンの独奏に始まる。
これに管楽器が絡んでいき、オスティナート主題が、
様々な楽器に受け継がれながら15回繰り返されていく。
そして徐々に盛り上がっていったあとは、
最後はホルン・ソロと弦楽器中心となり、静かに終わる。
第三楽章フィナーレ:アレグロ・モルト・モデラートは、
軽快な舞踏風の第一主題がオーボエ・ソロに現れ、
他の楽器に受け継がれながら繰り返される。
第二主題はトランペットによって奏される歯切れいい旋律。
これも他の管楽器によって受け継がれ、繰り返される。
そしてトロンボーンによって第二楽章のオスティナート主題が奏され、
そのあとは二つの主題を中心に曲は展開されていく。
そして第二楽章のオスティナート主題が再び管楽器に現れ、
最後はこの主題が高らかに奏されて華やかに終わる。
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